絵は描けなくても絵の具は塗りたくることはできるので、引き続き絵の具の混色を続けて行くのです。
特記以外はすべてホルベイン社製の透明水彩絵の具です。
■キナクリドンレッド+プルシャンブルー
キナクリドンレッド(PV19)は準レギュラー色です。
準レギュラー色というのはあまり使用頻度は高くないですがたまに使うのでパレットに席を確保している色です。
主力赤のクリムソンレーキとピロールレッドでは出せない明るく華やかな色で、使うときはあまり混色しないでそのままの色を活かすことが多いです。
最近の絵では#2771 キタキツネの背景色に使っています。
混色しないで使うことが多い関係上、プルシャンブルーと混色したのは今回が初めてです。
プルシャンブルーをごく少量加えた赤紫がきれいで良さそうな感じです。
あまり青寄りになるとキナクリドンレッドの良さが消えて、この色を使う必要が無くなってしまう感じがします。
■旧ローズバイオレット(現キナクリドンマゼンタ)+プルシャンブルー
旧ローズバイオレット(現キナクリドンマゼンタ)(PR122)は準レギュラー色です。
「クリムソンレーキの明るい版」みたいな使い方をしてます。
…と言うか、名前がややこしいです。
以前は「ローズバイオレット」という名称で、今持っているチューブにもそう書いてあるのですが、名称が変更されて「キナクリドンマゼンタ」になりました。
いやそれだけなら、あまりややこしくないのですが、次に取り上げる絵の具も名称変更して「パーマネントマゼンタ」から「キナクリドンバイオレット」になりました。
ローズバイオレット→キナクリドンマゼンタ
パーマネントマゼンタ→キナクリドンバイオレット
旧名で記憶が定着してしまってどっちがどうだったか、わからん…
メーカーは最初からちゃんと考えて名前を付けてください。
■旧パーマネントマゼンタ(現キナクリドンバイオレット)+プルシャンブルー
旧パーマネントマゼンタ(現キナクリドンバイオレット)(PV19)は準レギュラー色で、「クリムソンレーキの暗い版」的な使い方をしています。
暗い色を作る混色用なので、プルシャンブルーとの混色が多いです。
■パーマネントバイオレット+プルシャンブルー
パーマネントバイオレット(PV23)は去年までは準レギュラー色だったのですが、今年に入ってからよく使うようになってレギュラー色に格上げになりました。
格上げになるとどうなるかというと、年に一度の安売りのまとめ買いで多めに購入して在庫に余裕を持たせたりするので、格付けしておくとわかりやすいのです。
この色は混色専用色で紫色単色ではほとんど使いません。紫色が単独で欲しいときには赤と青を混ぜて作ります。
「じゃあ、紫必要無いべさ」というわけでもなく、たとえばAという色に紫を加えたい場合、紫色の絵の具を使えば「A+紫」の2色混合で済みますが、赤+青で作った紫を使うとなると「A+(赤+青)」の3色混合になって手間がかかり、色味や鮮やかさなども違ってきます。
ただし、欲しい色によっては「A+(赤+青)」で作った方が良いこともあり、その時々でやり方は変わります。
#2652 モリコキンメフクロウは混色でパーマネントバイオレットを多用している例です。
プルシャンブルーとの混色は今回が初めてです。
この紫を青と混ぜて使う必要性がぜんぜん無いと思うので、これから先も使わなさそう…あるとすれば「使用色限定遊び」とか特殊な条件下くらい?
■ウルトラマリンバイオレット+プルシャンブルー
ウルトラマリンバイオレット(PV15)はウインザー&ニュートン社製の絵の具で、お試し色です。
…というか、先月購入して今はじめて使いました。
元はホルベイン社製のミネラルバイオレット(PV15)という絵の具をレギュラー色として使っていたのですが、色名そのままで製品の中身(顔料)が変わってしまったので、その代替色を探している最中です。
このウルトラマリンバイオレット購入時の期待は高く、ホルベイン社製以外の絵の具で初めてのレギュラー獲得か!?と思っていたのですが、残念ながらいろいろと期待外れでした…。
絵の具がある内は使うので、もしかしたらその間に好きになるかも知れないですけど。
プルシャンブルーとの混色は上のパーマネントバイオレットの場合と同じであまり意味ない感じ。
特記以外はすべてホルベイン社製の透明水彩絵の具です。
■キナクリドンレッド+プルシャンブルー
キナクリドンレッド(PV19)は準レギュラー色です。
準レギュラー色というのはあまり使用頻度は高くないですがたまに使うのでパレットに席を確保している色です。
主力赤のクリムソンレーキとピロールレッドでは出せない明るく華やかな色で、使うときはあまり混色しないでそのままの色を活かすことが多いです。
最近の絵では#2771 キタキツネの背景色に使っています。
混色しないで使うことが多い関係上、プルシャンブルーと混色したのは今回が初めてです。
プルシャンブルーをごく少量加えた赤紫がきれいで良さそうな感じです。
あまり青寄りになるとキナクリドンレッドの良さが消えて、この色を使う必要が無くなってしまう感じがします。
■旧ローズバイオレット(現キナクリドンマゼンタ)+プルシャンブルー
旧ローズバイオレット(現キナクリドンマゼンタ)(PR122)は準レギュラー色です。
「クリムソンレーキの明るい版」みたいな使い方をしてます。
…と言うか、名前がややこしいです。
以前は「ローズバイオレット」という名称で、今持っているチューブにもそう書いてあるのですが、名称が変更されて「キナクリドンマゼンタ」になりました。
いやそれだけなら、あまりややこしくないのですが、次に取り上げる絵の具も名称変更して「パーマネントマゼンタ」から「キナクリドンバイオレット」になりました。
ローズバイオレット→キナクリドンマゼンタ
パーマネントマゼンタ→キナクリドンバイオレット
旧名で記憶が定着してしまってどっちがどうだったか、わからん…
メーカーは最初からちゃんと考えて名前を付けてください。
■旧パーマネントマゼンタ(現キナクリドンバイオレット)+プルシャンブルー
旧パーマネントマゼンタ(現キナクリドンバイオレット)(PV19)は準レギュラー色で、「クリムソンレーキの暗い版」的な使い方をしています。
暗い色を作る混色用なので、プルシャンブルーとの混色が多いです。
■パーマネントバイオレット+プルシャンブルー
パーマネントバイオレット(PV23)は去年までは準レギュラー色だったのですが、今年に入ってからよく使うようになってレギュラー色に格上げになりました。
格上げになるとどうなるかというと、年に一度の安売りのまとめ買いで多めに購入して在庫に余裕を持たせたりするので、格付けしておくとわかりやすいのです。
この色は混色専用色で紫色単色ではほとんど使いません。紫色が単独で欲しいときには赤と青を混ぜて作ります。
「じゃあ、紫必要無いべさ」というわけでもなく、たとえばAという色に紫を加えたい場合、紫色の絵の具を使えば「A+紫」の2色混合で済みますが、赤+青で作った紫を使うとなると「A+(赤+青)」の3色混合になって手間がかかり、色味や鮮やかさなども違ってきます。
ただし、欲しい色によっては「A+(赤+青)」で作った方が良いこともあり、その時々でやり方は変わります。
#2652 モリコキンメフクロウは混色でパーマネントバイオレットを多用している例です。
プルシャンブルーとの混色は今回が初めてです。
この紫を青と混ぜて使う必要性がぜんぜん無いと思うので、これから先も使わなさそう…あるとすれば「使用色限定遊び」とか特殊な条件下くらい?
■ウルトラマリンバイオレット+プルシャンブルー
ウルトラマリンバイオレット(PV15)はウインザー&ニュートン社製の絵の具で、お試し色です。
…というか、先月購入して今はじめて使いました。
元はホルベイン社製のミネラルバイオレット(PV15)という絵の具をレギュラー色として使っていたのですが、色名そのままで製品の中身(顔料)が変わってしまったので、その代替色を探している最中です。
このウルトラマリンバイオレット購入時の期待は高く、ホルベイン社製以外の絵の具で初めてのレギュラー獲得か!?と思っていたのですが、残念ながらいろいろと期待外れでした…。
絵の具がある内は使うので、もしかしたらその間に好きになるかも知れないですけど。
プルシャンブルーとの混色は上のパーマネントバイオレットの場合と同じであまり意味ない感じ。
色々あるんですね
でしょうか
基本、絵は描かないし絵の具なんて学生時代以降触ってもないので
私には分からない世界です
一応念のため書かせて貰うと
記事自体は楽しく読ませてもらいましたよ
良かったです。
絵を描かない人には興味のないことですし、絵を描く人は自分でサンプルを作るでしょうから、この記事はぜんぜん意味ないかなと思ってたので…。
>色々あるんですね
ありすぎて絵の具選びに迷いますが、迷うのも楽しみの一つです。
でも、ぜんぜん気にしないでセット売りの絵の具だけで描く人もします。
実際、市販の12色セットがあれば絵を描くのに必要十分で困らないです。
でもまあ、いろいろあった方がわたしは楽しいです。
ラーメン屋さんが一軒あれば食事をするのに困らないですが、いろんなお店を食べ歩きするのが楽しみ…みたいな。