カワセミ側溝から

好きな言葉は「のこのこ」。好きなラジオ中継「相撲」。ちょっと苦手「煮た南瓜」。影響受けやすいけど、すぐ忘れます。

両性お互いに朗報

2010-04-06 | 時事
防犯カメラで痴漢半減

 出張で電車に乗るとき、時間帯によってはあの混雑はちょっとした恐怖を伴う。鞄をもって乗り込むと周りが露骨に嫌な顔をする。しかしながら確かに尋常じゃない状態なので、荷物を持って移動するほうが悪いのかもしれない。
 僕は男なので、近くに女性がいるというのも大変な恐怖感だ。見ず知らずの人と体が密着するのは、ああいう状態ではたとえ異性であっても不快なものだ。ましてやひょっとすると誤解されるという危険がないでは無い。考えすぎだと笑う人もあるかもしれないが、実際にいろいろな体の部分が触れることは避けられない。痴漢というのはそういう状況を利用しているわけで、満員でなければ実行する人は少なかろう。卑劣な行為を許すことはできないが、防止するのは現実にかなり難しいことはお互いにある程度は理解できることなのではないか。
 しかしながら単純にカメラで効果があるというのはかなり納得できる。完全に可視化するのは難しかろうが、妙な動きは客観的に判断できる可能性はありそうだ。実際に痴漢が減っているということでもわかるとおり、抑止力になっていることは間違いあるまい。
 それでも実行するという猛者も、カメラでの要注意人物としてマークしやすいという側面もあろう。また、冤罪として捕えられたとしても、実際の映像で判別できることはひょっとすると有効な判断に役立つことがあるかもしれない。
 お互いに役立つのならカメラ設置自体を拒む人も少なかろう。これは一気に広がる可能性の高い処置なのではなかろうか。防犯カメラメーカーの株を買っておいた方がいいかもしれない。
コメント
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