散歩の日課が続くのは、特にほかに何もないことと、さらに腰痛予防もあるし、やはり実はダイエットの期待もあると思う。散歩くらいで体重が減りはしないが、だからと言って何もしない人間の体重も減らない。要するに意識付けがや動機付けが持続するためにも、日課として歩くのは悪くない。
歩きに出ることが億劫であることに変わりはないが、しかしひとたび歩き出すと気持ちが良くなるし、歩いていると、特に歩く以外にやることがないので、ついついいろいろ思索にはまる。これも結構楽しいのだけれど、歩いているときは前向きな考えになりすぎるので、帰ってくると結構そのまま忘れてしまう。メモをポケットに忘れないように。でも書いたことは見返すように。
ところでダイエットのためにも歩いているわけで、歩いていると歩きながら特に食うわけではないので、それは大変にいいのだが、ダイエットが成功したらどうしようかな、などと考えたりする。そうして思うのは、ダイエットが成功したら、大好きなちゃんぽんを食べに行こうとか、カツカレーを食べてもいいかな、などと夢想することがある。そこでふと気付くのだが、やはり太るような人というのは、そのような自分へのご褒美が、ズバリ食べ物になってしまっているところがすでにNGなのではあるまいか。自分へのご褒美を食べ物以外に夢想できるようになれば、それはつまり減るトレンドがそれなりに持続するのではないか。
じゃあどうするか。というのをまた次のテーマに、今日も歩くことにいたしましょう。