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中学受験 私立中高一貫校 国内進学率7割以上 続 参考用

2020-06-12 10:50:23 | 日記
続きです。

書き方が、進学していないと、「問題!!」みたいに受け取られては大変なので、書き足します。
私が学生時代は、ある程度の進学校でも、就職率はかなり高く、
地元のトップ校でも、4年制大学に進学するのは、2割程度でした。
ですから、学校説明会でも、
「進学しない進学校の○○高校」
と、嫌みっぽく言われたと、友人はよく話していました。
ですから、時代的に、高卒で働くことは、ある意味「普通」でした。
ただ、「入りたい会社に入る」には、能力が必要。
学校推薦枠は、あの当時地元就職希望者300人中たった二人。
今問題になっているように、大卒と違い、高卒は本命を滑ると、
就職試験が県内の全会社同一日程なので、あとがないという、崖っぷちでした。
高校入学当時、親が失業したので、私は奨学金を受けて高校を卒業しています。
あの当時は、奨学金を受けれるのは、評定平均値3.5以上で、私は奨学金を切られないために、
部活と勉強中心の生活でした。
結果的には、就職してしまいましたが、高2までは進学も視野に入れていました。
でも、今と違い、昔は、27歳前後になると、独身の女性はお局様といった時代で、
※女性は25歳前後で大卒も結婚する人が多かったです
担任も、「婚期を逃すよ」と、いい顔をしませんでした。
親にも反対され、50近くの先生が、
「僕は早稲田に行ったけど、奨学金で行ったから、返済が終わったのは、最近だよ」
と言われ、
「君の人生は、君のものだけど、年長者の言うことは聞いておきなさい。
君はまじめだし、正義感もある。
成績だって優秀だ。それなら、地元に貢献できる企業に行きなさい。
同級の大卒が悔しがる企業に行きなさい」
その言葉は忘れられません。
それから、もう毎日毎日勉強しました。
特に、3年の1学期は、これで推薦が取れるかどうかの瀬戸際だったので、
寝た記憶がありません。
終わった後、睡眠不足で、初めて保健室で寝ました。
学校から推薦をもらい、メーカーに合格。
学校推薦=合格というわけではなく、あの当時、15倍の競争率だと、
入社後人事から言われました。
ちなみに、高校時代は、学業優等賞で、総代で賞状を受け取りました。
国立大に現役で合格する生徒よりも、優秀と学校側が認めてくれました。
これは、私にとって、誇りです。
ですから、努力してメーカーに入り、仕事もまじめに取り組みました。
また、メーカー時代に知り合った友人たちとは今でも連絡を取り合い、仲良くしています。

それもあり、自分が高卒でメーカーに入ったことを恥じる気持ちは一切ありません。
ですが、高卒の場合、どうしても壁にぶち当たる現実があります。
私のころは、昇給・昇進でしたが、現在は、
「受験さえできない」
という現実です。
それは我が子にも、口を酸っぱくして言っているので、
高校卒業後=就職とは、中2現在考えていないようです。
ただ家庭の事情等で働くことを選択する生徒もいるのも身近で知っています。
大卒の工学部出身者でも取れない資格を取得し(新聞に掲載されるぐらいの快挙)、
パートナーの会社に入社した男子生徒もいます。
彼は、自分の家庭が貧しいことを恥じることなく、明るく生活をし、
このほど高校時代から付き合っている彼女と結婚しました。
恐らく心の中ではいろいろ葛藤はあったと思います。
私自身ありましたから。
聞いたことのない大学でも、大卒ということで、最初から給料がいい。
現場はやはり高卒しかいません。
※私の板メーカーは、現在現場は派遣さんのようです
自分が悔しかったので、
「我が子が望む教育をさせたい」
という気持ちが、私の中では、かなり強いのです。
高卒で頑張っている人たちはたくさんいます。
だけれど、それは、自分が望んだか、望んでいないか。
自分が高卒で頑張ろう!!
それなら、きっと後悔することなく、人生を歩んでいける。
自分は嫌だったけれど、仕方ないから。
そういう気持ちは抱えてほしくない。
そう親としては、現実の壁を考えると、我が子の気持ちに沿うよう、
努力していきたいと思っています。





中学受験 私立中高一貫校 国内進学率現在7割以上

2020-06-12 07:44:05 | 日記
2020年現在、国内での高校卒業後の進学率は、専門学校も含め、
もう7割以上となり、
「みんなが進学する」
状態といわれています。
私が就職した当時は、田舎なので、下宿という壁もあり、
4年制大学卒業というのは、ある意味ステータスでした。
実際、高校卒業後、メーカーに就職し、
一部上場企業の支社で働きましたが、
同期30人のうち大卒は、男子1名のみでした。
ですから、気軽に話しかけることも話しかけれられることもなかった。
2つ下の後輩の時には、かなり大卒も男女とも入社して、
同期同士仲がいいこともあり、壁がなさそうでした。
要するに、大卒が希少価値だったので、出世も昇給も大卒は恵まれていました。
初任給も、5万円以上の差があり、
私は「10代から子供は絶対大学に入れるぞ」と、決意に近い気持ちを持っていました。
恐らくそういう空気をわが子も感じ、中学受験という、
地域ではまれな選択をしたのではないか、と思っています。

確かに、平成初期と違い、現在は、成果主義といわれていますが、
これはあくまでも同じ土俵に上がってのこと。
私のいたメーカーは、現在は、大卒以上しか採用しません。
このメーカーに就職したのは、県内でダントツに給料がよく、
県内で1番年収がよかったからです。
ですから、過去にリストラがあっても、今でも人気企業です。
話は戻ります。
ですから、同じ大卒で評価をされて行くのです。
よく不登校の子どもに、今は成果主義だから、関係ないという大人がいますが、
その大人はあなたの人生の責任を持ってはくれません。
数少ない成功者の話は、自分にできるのか?
ということです。
私も、一時期登校拒否の経験があります。
でも、その時は一歩を踏み出すのが大変でしたが、今は学校に行ってよかったと思っています。

今現在、私の住んでいる田舎では、就職に有利な実業高校も、専門学校に8割近く進学する時代です。
ですから、門が開いていない扉をこじ開けて入るというのは、すごく大変なこと。
確かに大学に入れば、安泰という時代ではありませんが、
卒業というパスポートがないと、入社試験も受けれない。
それが嫌なら、学歴不問の職業や起業という選択になってきます。
ですから、よく考えて将来の道を歩んでいってください。