昨日の続きです。
どうも最初は授業料は限度なしだったようですが、
近く発表時、限度額もあるようです。
また、短大や専修学校も対象になるようです。
単純に、現在の共通テスト受験生は、
毎年50万人と言われています。
国公立大学・私立様々に受験しますが、
もしひとり500万円でも、
※大学は7割が私立
25000億円毎年掛かることになります。
もちろん、全員が3人兄弟ではありえませんし、
人数はもっと少なくなるでしょう。
いや、かなりでしょう。
金額が未確定なので、
あくまでもざっと考えた金額です。
それを毎年税金で補うわけなのです。
消費税20%どころの騒ぎではないくなるのかもしれません。
また、大学に目が行っていますが、
もっともっと違う問題もあります。
お得意さんは医療関係なので、
やはり医療関係目線で話をされます。
昔と違い、現在医師は、自分の
なりたい診療科を目指すことが可能です。
訴訟問題に発展しやすい
産科医は、医大生は毛嫌いするので、
全国でも不足しています。
少子化の今でも不足している…
そんな状況下の中、子どもを増やすと言う…
実際出産するとわかりますが、
産科医と言うのは、最後の縫合ぐらいで、
基本的には、助産師さんと看護師さんがいれば、
出産は何とかなります。
※自然分娩の場合
ただ、出産というのは、
「コウノドリ」を読めばわかりますが、
実は常に危険との紙一重なことも
そんなに珍しくありません。
また、病院の受け入れがなければ、
出産が危ぶまれる可能性もあります。
更に、現在は様々な要素があり、
自然妊娠で出産の割合が、
昔と比べて少なくなっています。
不妊治療となれば、
これまた産婦人科医が必要となります。
※不妊治療は婦人科でも可
また、生まれれば、今度は、
また志望者が多くはない小児科医が必要。
少子化だったわが子が小さかった時でさえ、
街の小児科はどこもいっぱいでした。
すいていた時期なんてありませんでした。
子どもが増えれば、小児科だって足りなくなります。
想像しただけで、ここまでで地獄絵図です。
病気を治しに病院に行き、
新たに病気をもらうと言う可能性もあります。
更に保育園問題があります。
私が結婚した当時、人口1万人規模の
町は、保育園が6か所ありました。
今は少子化で合併し、
3か所となりました。
もし、子どもが増えれば、
減らした保育園を増やすのでしょうか?
地元は、待機児童がないのですが、
隣県でさえ、保育園の空きがなく、
育休を延長した同僚もいます。
少子化の現在でさえ、そんな状況なのです。
また、育休を同僚が取れば、
基本的に補充はないので、
他の人に仕事のしわ寄せが行きます。
政府は簡単に考えていますが、
やはり働く人は、
「自分に恩恵のない子どもが増える」
事は、歓迎できる人は少ないと思います。
実際、私自身、子どもの体調不良で休む時、
かなり身の縮む思いをし、
働いていました。
子どもは3歳までは、本当によく
熱を出したり、急変することが多い。
一緒に働く人は、
「辞めてくれたら、補充があるのに」
という気持ちから、
今までとは違う関係となってしまうこともあります。
そうなると、働き続けることは、
かなりのストレスとなり、
退職しなければならなくなる可能性もあります。
実際2000万円あげるから、
子どもを産んで育ててくれと、もし
30代で言われていたとしても、
昨日からの記事にあるように、
私はしません。
お得意さんは、昔は子どもが多かったのは、
「戦争で産めや増やせや」
もあったが、
子どもが労働力になっていたことも
大きいと言われていました。
小学校に上がれば、
農家なら家の手伝いが当たり前で、
尚且つ子守もしていた。
また、長男が後を取り、
親の面倒を見ていた。
国民年金が少ないのは、
こういう理由もあると言われていました。
はてさて、一体どうなってしまうのでしょうか?
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