今回は、アマリリスだ。ヒガンバナ科で沢山の園芸種が作られている。現在の大輪の品種は1870年頃に作り出されたらしい。名前はローマの詩人ウェルギリウスの作品に登場する「羊飼いの少女の名前」にちなんで付けられたと言われる。
小次郎と散歩をしていると、鉢植えのすごく大きくて豪華な花に出会った! そう、それがアマリリスだった。
<2020年5月21日> 美咲が丘4丁目。
◇ お家の方に了解を得て、写真撮影。家の方は「今年はしっかり咲きましたよ」といってる。ズームアウトしてみる。
◇ うむ、鉢植えなんだ。ちょっと、狭そう!
◇ うむ、地面のタイルともマッチングするねえ。ボク(小次郎)がかすんでしまうなあ。鉢植えがちいさくない?
次に花をよく観察しよう。
◇すごく大きいなあ。ちょっと勉強しておこう。
【アマリリス】
◇ ヒガンバナ科アマリリス属の球根性の多年草
◇ 原産地:南米。明治時代末に渡来
◇ 開花期は4月下旬~6月。
◇ 花の色は、白,赤,ピンク,黄,複色。
◇ 名前の由来は、ローマの詩人ウェルギリウスの作品に登場する「羊飼いの少女の名前(アマリリス)」にちなんで付けられたと言われる。
【神話】
アマリリスにはロマンチックな神話があるという。ネットを調べたみた。
◇ ギリシャに内気でお話が好きなアマリリスという羊飼いの少女がいました。
◇ ある時、同じ羊飼いの花好きの少年アルテオに恋をしました。しかし、花好きの少年はいつも自分に美しい花をくれる別の少女に好意を持っていました。
◇ 彼の欲しいものが、地上で一番美しい花一輪ということを知った少女は、彼の愛を得るために神に祈りを捧げました。
◇ すると、神様から「自分自身を傷つけろ」とのお告げと共に1本の金の矢を授かりました。
◇ お告げに従い、少女はアルテオの前で自分の胸に矢を刺しました。流れ出た血が地面に落ちると、とても美しい花を咲かせました。
◇ そして、その花を見た少年の心を射止め、その後幸福に暮らしたという。
羊を放牧しているような荒れ地に、アマリリスのような華麗な花が咲いていたら………。この様な神話が生まれるのが分かる気がする。
(お終い)
小次郎と春の草花5-アマリリス-