今回は、ハギ(萩)だ。秋の七草の一つで、マメ科ハギ属の総称。「萩」は本来はヨモギ類(あるいは特定の種を挙げる資料もある)の意味で、「はぎ」は国訓である(Wikipedia)という。古くから日本人に親しまれ、別名に「庭美草(にわみぐさ)」「野守草(のもりぐさ)」「初見草(はつみぐさ)」などがあるという。因みに、秋のお彼岸のお供えする“おはぎ”は、菓子の表目の小豆の皮の様子が、萩の花に見立て『御萩(おはぎ)』と言われるようになったと言われる。
<2018年10月29日>美咲が丘三丁目
◇花は「蝶形花(ちょうけいか」で、左右対称で“蝶”に似た形の花。マメ科に多い形らしい。
全景から見ていこう
◇ これがハギか? もうチョイ近寄って見よう。
◇ こんな花なんだ。ハギ(萩)は総称で、各地の山野で普通に見られ、多く見かけるのは「ヤマハギ(山萩)」と「ミヤギハギ(宮城萩)」という。これは、どっちかな?
◇ 花の形は『蝶形花(ちょうけいか)』という。そう言えばフジ(藤)の花も蝶形花だった。これ、「左右相称で蝶に似た形の花」と言うことらしい。どんな形状だっけ?
◇蝶形花はこんな形状。左右対称で“蝶の形”に似ているかららしい。
フジ(藤)はこちら Link先 → 小次郎と春の草花-フジ(藤) はな咲公園-
【ハギ(萩)】
◇マメ科ハギ属の落葉低木。古くから日本人に親しまれ各地の山野でごく普通に見られる。ハギ(萩)は、は総称で、別名として「庭見草(にわみぐさ)」「野守草(のもりぐさ)」「初見草(はつみぐさ)」などがある。
◇ 多く見かけるのは「ヤマハギ(山萩)」と「ミヤギノハギ(宮城野萩)という。
◇ 原産地:日本。
◇ 開花時期:7月~10月。多数の赤紫色の花を咲かせる。花は、マメのような蝶形花。
◇ 紅紫色の萩の蝶形花。(ネットより) 白色の藤もある。こちらはシロバナフジ(白花藤)という。
シロバナフジはこちら Link先 → 小次郎と秋の七草-シロバナハギ(白花萩)-
◇ 名前の由来は、毎年古い株から芽を出すので「ハエキ(生芽)」、茎が這うように伸びることから「ハエクキ(延茎)」、葉が早く黄色になることから「ハキ(葉黄)」の意味、等、諸説ある。
改めて見てみよう
◇ ガードレール沿いは「アベリア」が咲いていて、少し下った処に「フジバカマ」があったところでもる。
他にもあった
<2021年9月22日>美咲が丘二丁目
◇ 沢山咲いている。
上から見てみる。
◇ ボクが目立つね。花を観賞していいよ。
【萩(はぎ)と荻(おぎ)】
美咲が丘の近くに「荻浦(おぎのうら)神社」がある。また「荻(おぎ)」の名字の方もいる。パパは手書きの時にこの二つがごっちゃになる! と、言っている。ボク(小次郎)はどうでもいいけどね。ま、付き合ってあげよう
パパは、覚え方として、「萩」→「萩の花」→「秋の七草」→“草冠”に“秋”が「はぎ」と覚えているそうな。皆さんはどうしてますか?
お終い
【写真一覧】
◇ ハギ(萩)福岡県糸島市 2018年10月29日撮影
◇ フジバカマ(藤袴) 福岡県糸島市 2018年10月19日撮影
◇ クズ(葛)福岡県糸島市 2018年9月11日撮影
小次郎と秋の七草 ー ハギ(萩)-