こたじろうのブログ-太郎(初代)、小太郎(二代)、次郎(三代)、小次郎(四代)ー

◇シェルティの小次郎が散歩中に見かけた草花と日常の生活を紹介。
◇初代~三代は「物語」としてふり返る。

小次郎と夏の草花-ヒメジョオン(姫女菀)-

2021-09-06 11:56:34 | 夏の草花

今回は、ヒメジョオン(姫女菀)だ。初夏~秋にかけて咲くキク科の植物花。背の高さが150cmにもなる道端でよく見かける雑草だそうだ。※アーカイブ(2018年)

<2018年6月20日> 田んぼコースにて

◇ こんな花だよ。見たことあるよね。

◇ ズーム、うん、ボクの花、もとい「ボクの鼻」の部分が切れちゃっているよ、フン! ちょっ全景を見てみよう

◇ ここは、歩の田んぼコースへの途中。舗装しているがこの道も農道。抜け道として車の通行も多い。で、撮影は早めに終わらせた。

散歩は、もう一つ山側にある田んぼ道をゆっくり歩くことにしている。

◇ 田んぼコース。所要時間は50分程度だ。「1」の部分がヒメジョオンを撮影下場所。ここのヒメジョオンは、7月末には、キレイに刈り取られてしまった。雑草はつらいよね。

◇ 見事に咲き誇っている。ま、「繁茂し過ぎ」とも言える。

◇ガードレールが隠れちゃってるもんね。うむ、花に着目しよう。

◇ 花の姿形からは“菊系”とおもうよね。もう少しよく見てみよう。

ちょっと、勉強しておこう。

【ヒメジョオン(姫女菀)】

 ◇ キク科ムカシヨモギ属の一年草

  同属のハルジオン(春紫苑)とともに、道端でよく見かける雑草である。一部の地域では「貧乏草」と呼ばれ「折ったり摘んだりすると貧乏になる」と言われる。

◇ 原産地:北アメリカ。江戸時代の終わりに渡来。明治初期には雑草化。

◇ 開花時期:6月~11月ととても長い。

 【名前の由来】

漢字では「姫女菀」。「姫」は「小さい」、「女菀」は「中国産の野草」を表す。小さいシオン(紫菀)の一種で、別種のヒメシオンとの区別で「ヒメジョオン」になったという説もある。

【ハルジオン(春紫苑)との区別】

同属で、花だけでの区別は難しい。相対的にヒメジョオンの方が背が高く、花は小さくて数が多く、根本がすっきりしている。

◇ 写真はネットより

分かりにくい場合は茎を折ってみる。ヒメジョオンの茎には空洞がないが、ハルジオンの茎には真ん中に空洞がある。ま、花だけの区別例を示す。

全体を再度。

◇ 左は、多久川

◇ 黒っぽいのは、ボク。伏せをしている。

【ヒメシオンの歌】

この花のタイトルの歌がある。パパ(昭和の世代)は懐かしいらしいが、平成生まれのボク(小次郎)は、全く分かんないんだよね。

◇ 「ハルジョオン・ヒメジョオン-1978年 作詞・作曲:松任谷由実-」

◇ ユーミンで知られる松任谷由実(まつとうやゆみ)の歌

◇ 歌詞(抜粋)

… 私だけが変わり みんなそのまま ヒメジョオンに埋もれてくちづけをした 土手と空の間を風が渡った 哀しいほど紅く川面はゆれていたの 越していった日から顔も忘れた………

◇ タイトルは「ハルジョオン・ヒメジョオン」だが“ハルジョオン”という植物はない。実在するのはハルジオン(春紫苑)。

◇ そう言えば、竹久夢二の歌の「宵待草(よいまちぐさ)」も同様。植物としては「待宵草(まつよいぐさ)」となる。

待宵草はこちら:Link先 → 小次郎とコマツヨイグサ -消えた小待宵草-

お終い

 

 

 


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