今回は、シロバナヒガンバナ(白花彼岸花)だ。名前の由来は、秋のお彼岸(2022年は9月23日)の時期開花することから。大きな赤い色が一般的だが、白色もいいもんだ。因みに、「シロバナヒガンバナ(白花彼岸花)」は、正確にはヒガンバナ(赤)とショウキズイセン(黄)の雑種らしい。花色はピンク~クリーム色を帯びて、純白にはならないという。
<2022年9月27日>自宅庭 ※ 頂いたもの
◇ ボクの左側に白色の彼岸花が一輪さいているのがわかるかな? 因みに、ボクの胸毛も白、それも純白だよ。ん? 関係ないって?
彼岸花はこちら Link先 → 小次郎とヒガンバナ(彼岸花)-自宅(2021年)-
白と黄色はこちら Link先 → 小次郎とヒガンバナ(彼岸花) - シロバナヒガンバナ(白花彼岸花)とショウキズイセン(鍾馗水仙)-
◇ 彼岸花でなく、ボクにピントがあっている?
◇ ボクが中心じゃないし、花にフォーカスしていいよ。
改めて 彼岸花を勉強しておこう。
【ヒガンバナ(彼岸花)】※ 参考:Wikipedia、他
◇ ヒガンバナ科・ヒガンバナ属の多年草。学名からリコリス、別名として曼珠沙華(マンジュシャゲorマンジュシャカ)とも呼ばれる。
◇ 原産地:中国の長江下流域。渡来時期は不明。一説には稲が伝わった頃と同じとも言われる。
◇ 開花時期:9月中旬。赤色が一般的だが白がある。また、黄色はショウキズイセン(鍾馗水仙)とも呼ばれる。
【特徴】
有毒で球根にアルカロイドを多く含む。食べると吐き気や下痢を起こし、ひどい場合には死に至ることもある。
※ 致死量は10g(球根700個分)で、間違って食べる事はなさそう。
※ 一部分ではなく、花、葉っぱ、茎、球根の全てに含まれるが、普通に触る程度では問題はなく、食べる時には毒抜きを行う。
なお、球根は適切に用いれば薬になる。また水にさらして毒を除去して救荒食(飢饉に備えて備蓄した食べ物)にもしていた。
※ 彼岸花の球根は正確には鱗茎(りんけい)。ユリ,タマネギ,チューリップ、ニンニク、ラッキョウも鱗茎である。
水田の畦(あぜ)や墓地に多く見られるが、目的は、畦の場合はネズミ、モグラ、虫など田を荒らす動物がその鱗茎の毒を嫌って避ける(忌避)ように。また、墓地の場合は虫除け及び土葬後、死体が動物によって掘り荒されるのを防ぐためとされる。
【名前の由来】
◇ 秋の彼岸の頃に咲くことから。なお、毒があり食べると「彼岸(死)」しかない、からの説もある
◇「曼珠沙華」は、法華経の仏典「まんじゅしゃか」からで、「天上の花」の意味。
【異名】
死人花(しびとばな)、地獄花(じごくばな)、幽霊花(ゆうれいばな)、剃刀花(かみそりばな)、狐花(きつねばな)、捨子花(すてごばな)、など、その数は1000以上にのぼる。
改めてみてみよう。
お終い
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