今回は、キキョウ(桔梗)だ。秋の七草の一つだが、桔梗の開花時期は春から秋まで季節をまたぐという。見つけたのは6月と7月だから夏の花といってもいいかも?。桔梗は『春から秋まで季節の様々な草花と上手に共演する。主張しすぎない姿は大和なでしこを連想する』とも言われる。花は、蕾が徐々に風船が膨らむように大きくなり、緑から青紫に変わり、裂けて星型の花を咲かせる。そのため英語では「balloon flower(風船花)」と呼ばれる。
<2018年6月20日~23日>南風コミュニティセンター(旧 南風公民館)
全景から見ていこう
◇ 南風コミュニティセンターの入り口 南風は「みなかぜ」と読む、因みに糸島には「東風」もある。こちらは「はるかぜ」と読む。
外側から桔梗をみると
再び、内側から
◇ ボクはもういいから、花を観賞しなよ!
◇ つぼみ~開花までの状況を見てみよう。
①蕾らしき
②膨らんできたがまだ緑色
③紫色の風船みたい。
④裂けて星形の花になった。
◇ 花をよく見てみる。星型をしている。 ちょっとキキョウについて勉強しておこう。
【キキョウ(桔梗)】
◇ キキョウ科キキョウ属の多年草。宿根草 秋の七草の一つ
◇ 原産地:日本、東アジア
◇ 開花時期:6月中旬~9月
秋の花のイメージだが、実際は6月中旬の梅雨頃から夏を通じて初秋の九月頃までさく。蕾では花びら同士が風船のようにぴたりと繋がり、"balloon flower(風船花)" の英名を持つ。
つぼみが徐々に緑から青紫にかわり裂けて星型の花を咲かせる
◇ 花の色:紫、白、ピンク
【名前の由来】
① 中国では漢字の「桔梗」を「キチコウ」と呼ばれていたことに由来。
② 昔の儀式で神に吉凶を占って貰うときに桔梗をお供えした。その時の「吉凶」がそのまま桔梗を「ききょう」と呼ぶようになった、という説もある。
※ 因みに自生株は絶滅危惧種
【秋の七草】
ハギ(萩)、ススキ(芒)、クズ(葛)、ナデシコ(撫子)、オミナエシ(女郎花) 、フジバカマ(藤袴)、キキョウ(桔梗)の7種類の植物を指す。
改めて見てみよう
◇ 紫色の風船状の状態。キキョウは、「小さな蕾」 → 「膨らんできたがまだ緑色」 → 「紫色の風船みたい」 → 「裂けて星形の花」と変化していく。 蕾の状態で開けると水が出てくるというが………。確認はしていない。
◇別な角度で見てみる。
<2023年7月25日> ラポール(糸島市男女共同参画センター)
ラポールの玄関の受付の花瓶に活けられていた。うむ、小次郎は出てこない。ここ、いつも季節の花が活けられている。うむ、キンモクセイ(金木犀)もあった。
金木犀はこちら Link先 → 小次郎と秋の草花-キンモクセイ(金木犀)-
◇ この蕾を開けたら、水が出るのかなあ?
お終い
【写真一覧】
◇ ④キキョウ(桔梗)福岡県糸島市 2018年6月20日撮影
◇ ③ハギ(萩)福岡県糸島市 2018年10月29日撮影
◇ ②フジバカマ(藤袴) 福岡県糸島市 2018年10月19日撮影
◇ ①クズ(葛)福岡県糸島市 2018年9月11日撮影
小次郎と秋の七草 ー キキョウ(桔梗)-
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます