今回は、カネノナルキ(金のなる木)だ。ん? カネノナルキって花が咲くの? うむ、かわいい花だよ。5円玉があるのを見たことはあるけど……。正式名称は「クラッスラ・ポルツラケア」。開花時期は11月~2月なので冬の花だな。昭和初期に流通し始めた際、若枝に五円玉を通してお金が実ったように見せて販売していたことが由来という。
<2022年3月17日>美咲が丘
◇ ここ、ボクを可愛がってくれる方のお家だよ。金のなる木とのコラボ ん? どれが花? 分かりにくいよね。矢印で示そう。
お家の方との会話を示す。
パパ:鉢植えの木にかわいい花が咲いていますね、なんの花ですか?
家人:金のなる木ですよ。今年はだいぶ咲きました。もう、終わりですけどね。
パパ:エッ! 金のなる木ですか? 花は初めて見ました。
上の方から眺めてみた。
◇ 結構咲いている。また、まとまって咲いている。花をよく見てみよう
◇ まとまって咲いている。うーん、この咲き方、沈丁花に似ていると思う。
沈丁花 Link先 → 小次郎と春の草花-ジンチョウゲ(沈丁花)-
◇ 小さな花がまとまって咲いている。
◇ 葉は、厚くて縁が赤くなってきている。花も小さくてかわいい。
◇ こんな花なんだ! ちょっと勉強しておこう。
【金のなる木】
◇ ベンケイソウ科クラッスラ属の多肉植物。乾燥や低温にも強く、世界中に分布する。成金草とも呼ばれる。和名はフチベニベンケイ(縁紅弁慶)。英名はマネーツリー、ダラープラント。
◇ 原産地:南アフリカで、昭和初期に渡来。
◇ 開花時期:11月~2月。
◇ 花は5弁の星型の小さな花が密集して咲く、色は白かピンク。
◇ 密集して咲いている。
【名前の由来】
◇ 流通名の「金のなる木」「成金草」は、栽培業者が五円硬貨の穴を頂芽に通し若枝をそのまま成長させて硬貨がなったように見せて縁起物的な販売方法をとったため。
◇ 和名のフチベニベンケイ(縁紅弁慶)は葉の縁が赤くなることから。
◇ 英名のマネーツリー(money tree)、ダラープラント(dollar plant)は、葉が硬貨に似ているのが名前の由来である。
◇ 学名のクラッスラは、ラテン語の「厚い」で、葉が厚い事に由来。
改めて 全景から見てみよう。
お終い
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