今回は、クレマチス(テッセン)だ。キンポウゲ科センニンソウ属(クレマチス属とも)の、花が大きく観賞価値の高い品種の総称。修景用の蔓植物として人気があり「つる性植物の女王」と呼ばれる。同じセンニンソウ属の「テッセン(鉄線)」や「カザグルマ(風車)」もクレマチスの名前が使われることもあるという。
<2020年5月24日> 美咲が丘2丁目
◇ ピンク色の星型の花だよ。お家の方は「テッセン」と言っていた。
◇ ちょっと角度を変えてみた。 花にズームしてみる
◇花の間に、確かに「ツル(蔓)」が見える。ホントに鉄線のように強いのかな?
◇ 庭木に巻き付いて伸びている。
◇ つぼみは、とんがって見えるなあ。
◇ 花弁に見えるのはガク(萼)で、花弁がないという。中央に見えるのが雄しべと雌しべらしい。ちょっと勉強しておこう。
【クレマチス/テッセン】
◇ キンポウゲ科センニンソウ属のつる性多年草。
・花弁をもたず、花弁の様に変化した萼を持つ。
・日本産のものには「カザグルマ」「ボタンヅル」「センニンソウ」「ハンショウズル」、等がある。
・原種で約300種。交配品種は2,000種にも及ぶ
◇ 原産地:センニンソウ属は北半球に広く分布。中国のテッセンは室町時代に渡来
◇ 開花期は4月中旬~10月。
◇ 花の色は、白,赤,ピンク,黄,青,茶,黒,複色。
【名前の由来】
◇ クレマチスは、ギリシャ語の「つる」「巻き上げる」を意味する語の「Klema(クレマ)」に由来。
◇ テッセンは、ツルが針金(鉄線)のように強いことから。
◇ センニンソウは、痩果(そうか)に付く綿毛を仙人のヒゲに見立てたことに由来、
◇ カザグルマは、花の形が子供の玩具の風車に似ていることから。
◇ネットで「テッセン」「カザグルマ」「センニンソウ」「クレマチス」を探して並べて見た。
Q:クレマチスとテッセンは同じもの?
【テッセンとクレマチスの違い】※ 出典:Yahoo!知恵袋
◇ テッセン:中国の野山に自生していたもの。花弁は6枚。
◇ カザグルマ:日本の野山に自生していたもの。花弁は8枚
◇ クレマチス:テッセンとカザグルマを園芸用に交配・改良したもの。花弁は4枚、6枚、ベル咲き、八重、等、多数の品種がある。
◇ 元に戻って、ちょっと引いてみると………。小次郎は退屈してるみたいだ。夕日が逆光になっている。ボチボチ帰ろうかね、小次郎くん!
<2019年5月17日> 美咲が丘3丁目
◇ つる性なので、フェンスに這わせると丁度よいねえ。
◇ これから、ドンドン、伸びるのかな?
◇ こっちはだいぶ伸びている。
◇ 白いのはガクなんだろうが、紫のは? 雄しべなのかな?
<2018年5月27日> 2丁目のお家の2018年版
◇ ふれあい通りに面しているところだよ。
◇ この年もしっかり咲いていた。
◇ 近づいたら、2020年と区別がつかないね。ま、とうぜんかも!
(お終い)
小次郎と春の草花5-クレマチス(テッセン)-
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