先日のこと、ツイッターにおいてフォロワーさんたちが牛丼談義に花を咲かせていた
その会話にワタシの食指が反応したのか、急に牛丼が食べたくなったのであります
それで、ご近所にあります「すき家」さんへ
牛丼業界
かつては「吉野家」さんが牽引する形であったように思うのでありますが、最近では、価格戦略面においても、メニュー戦略面においても、「すき家」さんのほうに、その牽引役が移ったように思えます
色んな事情はありましょうが、店舗数でも「すき屋」さんが「吉野家」さんを追い越した形になっていますし・・・
こちらのメニュー
定番の牛丼を主力に、そのトッピングで変化を加えたメニューが10種ほど用意されているのであります
大根おろしとポン酢でサッパリといただくもの、キムチを乗せて辛味と共にいただくもの、女性の志向に合わせて(?)チーズを乗せたものなどなど・・・
そんな中から“ねぎ玉牛丼”をいただくことにいたします
ベースとなる牛丼に、ネギがたっぷりと乗せられていて、それに卵の黄身を混ぜていただくというシンプルなモノであります
これだけネギが入りますと、そのネギの臭みが、多少気にはなりますが、そこは大阪のネギ焼きと同じでありまして、ネギが好きな人しか頼まないってことを考えますと問題は無いのでありましょう
コチュジャン的な、ちょっと辛めのソースが掛かっていますし、黄身がご飯に絡みますので、“汁だく”にしなくても、ご飯が最後まで美味しくいただけるって言うのも良い感じですね
豚汁とサラダのセットを一緒にいただいたのでありますが、この豚汁がかなりの出来栄えなのであります
この手のチェーンの味噌汁は、ほとんど具材が無い汁だけのモノ そう思い込んでいたのですが、この豚汁は違いますね
里芋や椎茸などたくさんの具材が入っていて、たったの160円
これで身体が温まるのなら、安いものですよね
ワタシが入店した時には家族連れのお客さまが、そのあと、ミニスカートが似合うお洒落に敏感な女の子が・・・
その後、これまた若いカップルが・・・
牛丼屋さん=男性客
こんな図式は、今はもう存在しないんですね
これも、こういった家族脚を誘引するようなCM効果なのかもしれませんね
今の時代の飲食店
美味しいモノを追求するだけでの存続は難しい時代になっているのであります
昨日のマクドナルドが代表するように、定期的に『お客さまが食べたい』と思うような商品を企画することが大切であったり、ココ、すき家のように、多様化するお客さまの志向にあわせた品揃えをすることであったり・・・
常にお客さま目線での商品開発と、その販売促進がないと、どんなに美味しい商品を提供していても飽きられてしまうってことになってしまうのであります
値引きをするだけの販売促進ではなく、お客さまを惹きつける商品提案こそが、必要な時代なのであります
【すき家】
神奈川県横浜市中区羽衣町2-8-5 ホテルα-1横浜関内1F
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