もう一軒行ってみたいお店があるからと、懐かしさに浸っていた中華料理のお店をあとにし桃太郎通りを渡った繁華街へと移動し…
リブレの裏路地へと向かいます
多くの飲食店が並ぶエリアを通り過ぎ、人通りも途絶えたエリアの一角
こんなところにお店があるのかと心配になっていたところにぼんやりと灯るお店の看板が目に入ります
3ヶ月ほどにオープンしたばかりだという『ザ キッチン』なるお店でありまして、6人ほどが掛けることができるカウンターと4名掛けのテーブルが3つほどの小さなお店であります
オーナー自らが調理するお料理とおいしいワインをリーズナブルにいただけるようで、おいしいお料理を楽しむも良し、カウンターに座ってオーナーとのお話を愉しむも良しと、カップルや仲間同士でお邪魔するだけでなく、ひとりでふらっと立ち寄っても楽しむことできる使い勝手も良さそうですね
メニューは手書きされたものでありまして、その味のある字においしさを感じますしその時においしいものだけを提供してくれるのであろうとの期待も高まります
まずは「本日のオードブル」と称される前菜の盛り合わせをいただいてみますと、なんと8種ほどがぎっしりと盛付けられているではないですか
一つひとつはそれほど手が込んでいるというわけでは無いですが、ちょっとした工夫がされることでオリジナリティを出しているものでありまして…
盛り付けの美しさとともにおいしくいただけました
「チョリソーのペンネナポリタン鉄板温玉」
先にお邪魔していた昭和のイメージが残っていたからなのか、スパゲティーとペンネの違いはあれどもケチャップで炒められた昔懐かしい味を想像していたのですが…
たしかにうっすらとケチャップを感じるような気もしますが、ペンネアラビアータと言った方がしっくりとくるお料理でありました
続いては「ズワイガニのあつあつマカロニグラタン」
提供までに少し時間を要しますが、時間を気にしての食事でなければ何の問題もなく…
熱々であることはもちろんのこと、程よいアルデンテに仕上げられたペンネの食感と、濃厚なベシャメルソースにたっぷりと加えられたカニ身の風味をおいしくいただくことができました
そして「和牛ハンバーグ鉄板スタイル」
牛肉だけで作られたであろうパティいうことで多少パサつく感じもありましたが、 たっぷりとかけられたソースやグリルされたトマトの果汁で、さほどそれが気になることなくいただくとことができました
気さくで話し好き
そして、イケメン
そんなオーナーのお人柄に惚れ込んだ常連さまで賑わうお店になりそうですね
【THE KITCHEN】
岡山県岡山市北区幸町2-19
086-221-0013