ひと車両に4~5人ほどとガラガラな京葉線で向かったのは新浦安駅
ロータリーの向かいにAEONがあることから食料品などの買い物をするファミリーなどが集まっていて、周辺は自粛で閑散としている渋谷スクランブル交差点よりも人出があるのではないかと思えるほどでありました
そんな施設の中にも飲食店があるのでしょうが、落ち着いた雰囲気でお昼をいただきましょうと…
浦安市の象徴として造られたという幅員50mほどの“シンボルロード”を海側へ10分ほど歩き『ホテルエミオン東京ベイ』の最上階にある『日本料理 Kai』へ伺うことにいたします
エレベーターを降りバーカウンターの背を抜けた先にある客席からの眺望は、シーサイドビューでないことに残念さを感じはするものの、市内を一望するだけでなく遠くにはスカイツリーが望めるほどの広がりでありました
そんなお店でいただいた「蕎麦御膳」
先ずは先付けとして “しめじの大根おろし和え” “油揚げと小松菜のおひたし” “鶏肉のそぼろ” と3種の盛り合わせが提供されまして…
決して手が込んだお料理ではないのですが、その一つひとつが上品な味わいであることから、これからいただくお料理への期待が高まります
運ばれてきたご膳には、天ぷらとお蕎麦だけでなくお寿司や穴子の卵とじまで乗せられていまして…
先ずはお蕎麦
みずみずしさが残るうちにと真っ先にいただいたのですが、茹で過ぎだったのか歯ざわりや喉越しに不満を感じるモゾモゾとしたものであったのですが、甘みがあるおつゆはおいしく切り立てかと思わせるみずみずしいネギのおいしさは納得いくものであります
そして天ぷら
大きな海老が乗っていることで期待を高めたのですが、残念なこととにムチッとした歯ざわりや甘みを感じることは無く…
とは言え、ふっくらと揚がったキスは満足なものであります
筍や茄子とともに卵で綴じられた穴子鍋でありますが、ふっくらとした穴子のおいしさだけでなく、たっぷりな笹垣牛蒡が煮てあることでの旨みがあるお出汁も抜群であったことからレンゲを使い最後まできれいにいただくことができました
そしてお寿司
甲イカでありましょうか
身の厚みとトロっとした甘みがあっておいしくいただけましたし、マグロの赤身にも旨味があって…
全体のボリュームも満足でしたし、雰囲気も良く…
落ち着いた雰囲気で食事を楽しみたいとの思いを十分に満足させてくれるお店でありました
【ホテルエミオン東京ベイ 日本料理 Kai】
千葉県浦安市日の出1-1-1 ホテルエミオン東京ベイ 22F
047-304-2733