2日間の研修業務を終えて、打ち上げを兼ねた夜ごはんを品川で!
交通の要である街ではあるけれど商業やオフィスなどが並ぶエリアではない
そんな印象も港南エリアの開発や新幹線品川駅の開業などで様変わりをしていまして、飛躍的に増えたであろうビジネスパーソンの数にレストランが追いついてないのか、このエリアのレストランはどこも多くのお客さまで賑わっているのであります
ゆっくりとした席でおいしい和食がいただきたいとのリクエストで選んだのは『北大路 品川茶寮』
予約が取れないとの苦情が多かったことから、昨年末にこれまでの一階から地下へと移転し増床されたというほどに人気があるお店なのでありますが…
ゴールデンウィークだということでオフィスがお休みだというタイミングであったことでスムーズに予約することができたようです
大きな暖簾を潜りますと、きれいに和服を着こなした仲居さんに迎えられまして…
案内されたお部屋はお客さまをお迎えするに相応しく、卓上に準備されたお料理だけではなく、壁際に飾られたきれいなお花に〝癒し〟を感じます
先ずは準備されていた「前菜」を…
事前に用意されていた木箱の蓋を開けますと、そこには桜海老があしらわれたお浸しやホタルイカの黄身酢かけ、穴子寿司など10種ほどが綺麗に盛られていまして、それはまるで宝箱のようでありました
続いての「お造り」は、鮪に鯛、それに地蛸とさよりの4種
小ぶりではありますが、おろしわさびの香りとともにいただきます
そして「台物」は和牛の角煮でありまして…
トロトロに煮込まれたお肉はとっても柔らかく、和牛だからこその甘みも感じられるものでありますし、新玉の甘みや新じゃがのホクホク感など添えられるお野菜までもがおいしくいただけます
「揚物」として提供されたのは磯の香りが漂う青のりが塗されたキビナゴの揚げ物とムチっとした食感がおいしいイカの黄身揚げ
「蓋物」はたっぷりと出汁を含んだお揚げがおいしい信田巻やニシンの煮物
和食らしい優しい味わいに心がホッとするようであります
「食事」として用意されたのは鯛と竹の子の炊き込みご飯は上品な薄味で炊き上げられていまして…
鯛の繊細な香りを感じることができますし、筍の歯ざわりも楽しめるものであります
添えられる赤だしも風味良くおいしくいただけました
〆の「水菓子」は抹茶のアイスクリーム
甘みが抑えられた餡子やわらび餅が添えられ、イチゴが飾られます
一緒に緑茶をいただきながら、食事に余韻を楽しませいただきました
接客を担当してくださった方は20歳だというアルバイトさんだったのですが、所作や言葉遣いなどがきちんとしていまして…
お店側の教育もしっかりとしているのでしょうが、彼女自身の意識も高いのでしょう
とても心地よく食事を楽しむことができました
【個室会席 北大路】
東京都港区港南2-16-3 品川グランドセントラルタワーB1F
03-5463-1077
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