暮 楽 花 人 の 風

  ★暮らし・花とハーブと手作りを楽しむ★手作り工房「暮楽花人の風」のスタッフがお届けします。

寺家回廊 4

2007-04-15 08:15:00 | クラフト
           工房紹介 最終回 

寺家ふるさと村・陶芸舎は、志野焼きの体験教室をやっている工房です。

広い作業室があり、電動轆轤も何台かありました。

         

          教室が主のようで、展示作品は少なかったです。

         

        ねず志野の小皿など     工房入り口にあった車かわいい~



帰り道にあった本田工務店は、大工さん。

新築・改築はもちろん、オーダー家具も作るそうです。

作業場の一角に展示コーナーを設けてありました。

         

      大工仕事のかたわら作った小物の販売コーナー
               おみやげに、桐のまな板を買って帰りました。


電動遊具を作っているらしい作業場の前を通りました。
          

            これは何の動物になるのでしょうか?
            こんな状態で見ることは無いので、なんだかとっても不思議  


この他にも、ギャラりーや書家のアトリエ、茶道具のお店などもあるようでした。

茶炭丸善は、定休日で見ることはできなかったのですが、名前から想像するに、

先日ご紹介した花炭を扱っているのではないかと。

今度機会があったら確かめたいと思っています。


ちょっと車を走らせれば、住宅街が広がる横浜のこの地区に、豊かな自然と

その中で創作活動をする作家が集まる世界があるとは、この日まで知りませんでした。

今回のたくさんの出会いを、大切にしたいと思っています。 

寺家回廊 3

2007-04-14 07:45:53 | クラフト
                    寺家回廊 工房紹介 

          
            ギャラりー・アースビジョンの入り口
                右手に入っていくと、フラメンコスタジオもあります。

     素材を異にする5人の作家の作品展が開催されていました。

    木工・染色・陶芸・金工・温度計その他、常設の販売コーナーもありました。
                  写真は無いけど、諸泉茂さんのアートな温度計はおもしろかった!

         

         

         
          建物の欄間部分には、木のオブジェがはめ込まれていました。

  建物中央、囲炉裏の間にはオブジェが展示してありました。

                    それを取り囲む回廊部分には、それぞれの作家の作品を展示。
                    CAFEとしてお茶もいただけるようでした。


 隣には、女子美大で染色を教えていらっしゃる渡辺三奈子さんのアトリエがありました。

もともと染色と織りが専門で、テキスタイルの作品を作られていたそうですが、

立体表現をするために金属の糸を織り込む技法を考案され、現在はオブジェを作られているとか。

  

   染色色見本                            大きな織り機

やさしい色合いの絹糸と、ステンレスや銅線を使って織り上げられた作品は、

やさしいのに力強くてしなやか。とてもおもしろく拝見しました。

次回は寺家回廊最終回です。

寺家回廊 2

2007-04-13 08:15:54 | クラフト
                   寺家回廊 工房紹介 

          


家具などを作る木工の工房も何ヶ所かありました。

      
  家具工房 カショウ作品ギャラりー        こちらは工房の様子
     むく材を使った家具の他、
     オリジナルのお香立てやフレーム・写真立てなどの小物もありました。

こちらでは金属加工もされていて、むく材と組み合わせたおしゃれな小物が目を引きました。

また、この工房で一緒に働いていた女性が試作した木のボタンが展示してありました。

これがとても可愛い。寄木細工のように、木そのものの色を活かしてデザインされたオリジナルボタンは、

編み物や洋裁をする人にとっては、とてもおもしろく使えそうなものでした。



そして店舗用の家具などを制作しているadati kagu 


    子供のままごと用キッチン 作り付けの収納家具なども展示してありました。


    使い込んだ道具袋も、こうして飾ればオブジェ!?


この他の木工の工房や、5つの工房が創作活動をしている木工アパートメントなど

おもしろそうな所もあったのですが、時間が無くて廻れなかったのが残念。

次回はアート系の工房をご紹介します。

アート・クラフト 寺家回廊

2007-04-12 07:46:10 | クラフト
      4日間限定で行われた寺家回廊の一般公開に行って来ました。

横浜市青葉区寺家町。

小田急線の柿生と、田園都市線の青葉台の中間くらい、こどもの国や緑山スタジオも

近くにあるあたり、日本の里山の風景の残る地区があります。

      
        同時開催の桜まつり会場・田んぼの中にテントのお店。


      
        芽吹き始めた淡い新緑と桜が美しい!

そこには、クラフト作家やアート作家の工房やアトリエが幾つもあり、

4日間限定の公開が行われていました。

どこの工房にも作家本人がいて、お話を聞いたり、作品展示のギャラリーを見たり、

工房の中を覗かせてもらったり、体験できるところもありました。

桜の舞い散る里山を歩きながら、工房を廻るのはとても楽しかったです。

        桜の道をたどって工房へ。

 いくつかご紹介します。

  寺家陶芸工房 三人の作家が制作。
                  伝統工芸を主としたグレードの高い作品がありました。

  


併設されたアトリエ さわおか では、木のリトグラフの原版とプレス機が展示されていました。

  

リトグラフは元来、石や目立てしたアルミ板を使う物ですが、小作青史多摩美大名誉教授が

考案したこの技法は、合板を初めとする木版を使用するそうです。

にじみや染み込みを防ぐ処理をした後、油性の顔料で絵を書き、製版、木彫などをほどこし、

プレスで刷りとる、というものらしいです。

足摺といって、上に乗って足で刷りとることもあるそうで、大きな作品も可能だそうです。

細かい技法は理解できなかったのですが、作品はすばらしかったです。

知らない世界の話を聞くことは、とても楽しい。

出会った作家のみなさんから良い刺激をいただいたり、ギャラりーでの作品展のお話をしたり、

連絡先を交換したりして、ネットワークが広がっていくのも嬉しいことです。

こうして広がったネットワークを、暮楽花人の活動に活かしていきたいと考えています。

他の工房は次の機会にご紹介しますね。

身延山 久遠寺

2007-04-11 08:02:36 | Weblog
             友人達と桜巡りの小旅行 

先日、山梨県の身延山の桜を見に行った時のこと。

途中寄り道をして、子供達の恩師のお宅(山北町谷峨の円通寺)にお邪魔しました。

円通寺のお庭には、古木の枝垂桜がきれいに咲いていました。

はらはらと散りゆく桜の姿は、なんとも風情があり素敵。

桜の下でお茶とお菓子をいただきながらひと休み。

風雅なひとときを楽しみました。

今年はもう桜の花も終わりですが、よかったら来年ぜひ訪ねてみてください。


さて、いよいよ山梨県・身延山久遠寺に向け出発!

富士五湖道路に入った時、なんと外は一面の雪景色。



4月とは思えない景色にびっくり!

「桜を見に行くのになぁ」と思いながら、「一度にいろいろな景色が見れられてラッキーかも」

とも思いました。

久遠寺に近づくにつれて、あちらこちらに桜の花

そのたびに、走っている車の窓からシャターをカシャ!

やっぱり日本の桜は美しい!思わずそんなひとりごと・・・(あぁ幸せ!!)


久遠寺では、しだれ桜は少し遅かったかなぁ、という感じはしましだが、

まだまだ咲いている桜の木もたくさんあり、中でも色の濃いしだれ桜は満開で

とても綺麗でした。



通称千本杉と言われる身延山の緑に包まれた久遠寺は、数多くのお堂やお寺、

坊などが配置され、とても荘厳なたたずまいです。

桜見物の後はロープウエイに乗り、身延山の山頂(標高1153m)へ向かいました。

ここでもなんと、また雪!

いっきに真冬の世界へ逆戻り。とっても寒かったです。

それでも、ロープウエイからの眺望はとてもすばらしく、三つ叉の花も数多く咲いていました。

その後、身延山を静岡方面に下りて、いざ  いちご狩り  へ 



この時期になると入園料もお安くなり、お得感いっぱい!

甘くて美味しい  いちごを食べ放題!



お腹いっぱい食べて大満足!

花は来年ということにして、いちごはまだ間に合います。

味覚の春を堪能してみてはいかがですか?