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朝、ほんの少し、微かに、富士山にかさ雲がかかっていたこの日、
本当に夕方から少しだけ雨が降りました。
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そんな中、6月の作陶展を一緒に開催する仲間たちと打合せ。
仲間といっても、大半は人生の先輩たち。
それぞれ社会的には、かなりのキャリアを積まれた方ばかり。
仕事で会っていたら、とてもお友達という関係にはならなかったでしょうが、
かれこれ15年近くにもなる仲間としてのお付き合いです。
その中に和裁をされている方がいます。
その方が、先日幕張で行われた技能グランプリの話を聞かせてくれました。
和裁は国家資格として、1級・2級と分かれているそうで、
その検定試験は、与えられた裁断済みの反物を、午前中3時間午後3時間翌日3時間の
合計9時間の制限時間内に仕上げるというものらしいです。
その方は7時間台で仕上げ、仕上がりも評価されたので、大手デパートや老舗呉服店からの依頼や、
皇室関係の着物を縫ったこともあるそうです。
技能グランプリでは、同様のやり方で着物を縫い、一般の方と審査員がその様子を見ることができるそうです。
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50代でグランプリを目指している男性もいれば、ベテランの女性、若い男性の方もたくさんいたそうです。
それぞれが、縫い方、針の入れる方向、止め方など独自の工夫があるらしく、
見る人が見れば、その違いがとても面白く参考になるらしいです。
一見同じ仕上がりに見えても、その工夫の違いで5年後10年後、できばえに差が出てくるんですって。
こういう世界で、真摯に自分の腕を磨いている人たちって、本当に尊敬します。
最近また伝統の技術や職人が見直される傾向にあり、技を勉強する若い人も増えているようですね。
職人好きの私としては、嬉しい限りです。
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話を聞きながら、たんすの肥やしと化している自分の着物を思い出し、
たまには袖を通さなきゃいけないなぁと反省しました。
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