工房八重の部屋

京都の紹介、日々の出来事や思いを綴ってます

国宝知恩院三門の特別拝観と横にある友禅苑の庭を散策!

2010年01月21日 | Weblog
国宝の知恩院の三門は、日本で1番大きい三門で、世界でも木造の門として、世界最大級

の門です。3月22日まで、特別公開しているので、登って見る事にしました。

階段、楼上から見る景色もすべて、撮影禁止で、京都の街を写真に撮ろうと

楽しみにしていたので、がっかりしました。

今までに、南禅寺や東福寺の三門にも登りましたが、楼上から見る景色は写せました。

楼上内には、説明してくださる案内の方がいて、お釈迦様、羅漢様、天井の龍の絵や,

麒麟の壁画について、懇切丁寧に説明してくださいます。お寺の法堂に天井画が描かれて

いるのは、法の雨(仏法の教え)を降らすという意味や、龍神が水を司る神であるため、

火災から守るためと、わかりました。

三門から降りて、横に友禅苑

の庭園
があったので、散策しました! 2000坪の広さで、昭和に作られた庭です。

今は冬枯れの庭園で、春になったら、桜も見事でしょう!

友禅庵から見る、三門は迫力がありました。 本当に知恩院の三門は、巨大な門です。


国宝知恩院三門
三門(さんもん)とは寺院の正面に配置される門のこと。三門は空門・無相門・無願門の
三境地を経て仏国土に至る門。


拝観料を支払って、急な階段を綱にすがって登る! 高さ24m、巾50mの巨大な門。


楼上内に安置されていた、五味金右衛門夫婦の像。
五味金右衛門は大工の棟梁で、秀忠の命で、三門を造営したが、納期、予算を超過し、
責任をとって、夫婦で自害した。修復工事の時に楼上の床下から、箱に入った夫婦の像
が出てきたので、お釈迦様、羅漢様とともに、安置してあるとのことでした。



来年の春は浄土宗を開祖した、法然上人が、亡くなられてから800年にあたるので
800年大遠忌の法要が、行われるとのことです。門に法然上人の張子が置いてあった。


友禅苑の庭園から見る、三門


特別公開の看板


友禅苑の池


友禅苑の池 今は冬枯れの景色で、花が咲いている春に行きたいところです。


池の中央にある観音像


茶室


東山が借景になっている!


枯れ山水の庭


庭の中にあった門


つつじも多い庭なので、満開の頃は見事な庭でしょう!


宮崎友禅の像
友禅苑は友禅染めの始祖、宮崎友禅ゆかりの庭園で、東山の湧き水を配した池と枯山水の庭
です。