工房八重の部屋

京都の紹介、日々の出来事や思いを綴ってます

六波羅蜜寺には国宝の十一面観音、重文財の14の木造彫刻がある!

2010年01月23日 | Weblog
六波羅蜜寺は町中にある小さな寺ですが、国宝の十一面観音、重文化財の14の木造彫刻

ある!  京都のたびかざなる戦火や大火に、よく残ったものですね?

六波羅蜜寺は、天暦5年(951)醍醐天皇第二皇子、光勝空也上人により開創された

西国第17番の札所です。

有名なのは空也上人立像ですが、口にくわえているのは、なになの??

ネットで調べて解りました。

鎌倉時代、運慶の四男・康勝の作。疫病が蔓延していた京の街中を、空也が鉦(かね)を鳴

らし、念仏を唱えながら悪疫退散を祈りつつ歩くさまを、迫真の描写力で表現している。

空也の口からは、6体の阿弥陀仏の小像が吐き出されている。

6体の阿弥陀仏は「南無阿弥陀仏」の6字を象徴し、念仏を唱えるさまを、視覚的に表現して

いる。六体の小像は針金でつながっている。  なるほど!!  納得!

六波羅蜜寺も変わった名前です。

六波羅蜜の意味は下線をクリックすると、リンクできます。

まさに仏教の教えなのですね!


六波羅蜜寺の本堂


国宝、重要文化財の木造彫刻の案内! 平安時代から鎌倉時代の彫刻です!




空也上人立像  口からはいているには、6体の阿弥陀仏像


平 清盛座像  なぜ平清盛の像があるのでしょう?
平安後期、平忠盛が当寺内の塔頭に軍勢を止めてより、清盛・重盛に至り、
広大な境域内には権勢を誇る平家一門の邸館が栄え、その数5200余りに及んだ。
寿永2年(1183)平家没落の時兵火を受け、諸堂は類焼し、独り本堂のみ焼失を免れた。
 ということです。


願石  石の柱につけた輪を回しながら、願う! もう神頼みしかない!!


境内はせまい!


お線香とろうそくを供えました。


かわいい、少年もお線香に火をつけて、供えていました。


本堂内


五条通から六波羅蜜寺まで歩いて行きました。途中にあった建物!
清水焼の工場???