防衛省によれば、10月20日から22日まで韓国を訪問し、韓民求韓国国防部長官との日韓防衛相会談や板門店の視察等をこなしました。
また、10月22日午後にNHKが伝えたところでは、中谷防衛大臣は年内にもオーストラリアを訪問する意向です。
更に、10月23日未明にNHKが次のように伝えました。
『中谷防衛大臣は、来月始めにベトナムを訪問してタイン国防相と会談する日程を固め、南シナ海の島々の領有権を巡って中国と対立するベトナムとの連携の強化をアピールすることで、中国をけん制するねらいもあるものとみられます。』
一方、同日未明に自衛隊の統合演習が開始されたことをNHKが次のように伝えました。
『自衛隊のおよそ2万5000人が参加する大規模な演習が23日から始まり、北海道の戦車を南西諸島に展開させる訓練などが行われます。
自衛隊は、毎年この時期、本土の部隊を南西諸島に展開させる大規模な演習を行っていて、ことしは、およそ2万5000人が参加して23日から22日間の日程で行われます。
演習では、九州の地対艦ミサイル部隊を民間の船で沖縄本島に展開させるほか、北海道の部隊の戦車1両を民間の高速フェリーでおよそ2000キロ離れた鹿児島県の沖永良部島に運びます。この時期の演習で、南西諸島に戦車を展開させるのは、今回が初めてです。
また、沖縄本島のアメリカ軍施設、牧港補給地区でも自衛隊が訓練を行います。このほかサイバー攻撃を想定した訓練も行うということです。一方で、先月成立した安全保障関連法に対応した新たな訓練は行わないということです。今回の演習について、防衛省は特定の国を想定したものではないとしています。』
防衛省統合幕僚監部によれば、この演習は11月13日まで行われる予定で、米軍施設などでも行われます。
中谷防衛大臣や自衛隊の統合演習などの一連の動きは、明らかに中国を念頭に置いた外交攻勢や実動演習です。
北海道から沖永良部島までの2000kmの機動の隠された目的とは、沖縄から2000km先の南沙諸島をにらむ演習でもあります。
また、米軍施設の使用やサイバー攻撃を想定した訓練を行うことは、東南アジア諸国の展開を想定しているものと見られます。
中谷防衛大臣の外遊や自衛隊の統合演習が示す日本の防衛の未来が見えてきました。
着実な自主防衛体制の整備を!!
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