11月15日17時06分に産経ニュースが「日立が「レンズなし」のカメラ開発 フイルムでレンズ代用、薄く軽く低価格に」の題で次のように伝えました。
『日立製作所は15日、従来のようなガラスのレンズを使わないカメラ技術を開発したと発表した。国内メーカーとして初となる「レンズレスカメラ」は、代わりに特殊なフィルムを使うため薄く、軽くなり、車やロボットに搭載しやすくなる。低価格化も可能となる。
この技術を使うと平面だけでなく奥行きのある画像情報を取得できるため、撮影後でも映像のピントを自由に調整できる。例えば監視カメラに採用すれば、ぼやけている人物の顔を後からくっきりさせることができる。あらゆる機器をインターネットでつなぐ「モノのインターネット(IoT)」向けの製品として、2018年ごろの実用化を目指す。
新技術は、画像センサーの前に新開発したフィルムを置き、入ってくる光線がつくる影に処理を加えて画像データにする。データの分析の仕方を変えることで、ピントの調整が可能になる。画像処理速度は、従来技術と比べて300倍に高まったという。
日立によると、これまでの海外のレンズレスカメラ技術は画像処理に時間がかかった。』
筆者も少なからずこの分野に関わってきましたが、CCDからC-MOSに発達した電子画像素子とその処理技術の発達で、今やスマホでも2000万画素レベル(これは人の目レベルとも言われている)の再現性が可能になった一方で、レンズを使う以上、レンズの原理そのものが抱える問題、つまり光の収束や収差による問題が根本的に解決出来ません。
今回の「レンズレスカメラ」は画像処理技術開発の成果が、ついにレンズの使用を越えた技能や技術を得たとも言える、画期的なものです!!
非常に多くの分野で画期的な発展が期待できる新技術ですので、一日も早い実用化や製品の開発が待たれるところです。
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