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森友学園問題と豊洲問題は行政や社会の怠慢と暗部が表にさらけ出された問題である その1

2017-03-26 09:28:57 | 報道/ニュース
国会や東京都議会などでは相変わらず森友学園問題と豊洲問題が審議され、国民の野党批判、政治や行政に対する批判が出ていることには間違いはないでしょう。
しかし、一度良く考えて見て下さい。
森友学園問題と豊洲問題は行政や社会の怠慢と暗部が表にさらけ出された問題であるのです。

敢えてシリーズとしてお伝えしたいと存じます。
その1 森友学園問題と豊洲問題に共通する行政や社会の怠慢と暗部

この2つの問題の共通しているのは「ゴミや廃棄物による土地の汚染」です。
実は、今まで表沙汰になっていなかったこれらの問題は、知る人ぞ知る、みなさんの生活環境や生活範囲でも良くある問題です。

古くは大政奉還後、明治の時代に、廃藩置県や行政組織などの改編や新設により、県庁や市町村役場、郡役所等が建設され、学校や病院、鉄道や道路、港湾などのインフラ整備も進みましたが、その中には「曰く付きの土地」「問題のある土地」が数多くあったことは「公然の秘密」でした。

県庁や役所などの公共建築物の元の土地が「墓地」「廃棄物処理場所」「河原」などの例は数多く有り、現在でも多く残されています
そして近年はそのような「工場跡」「産業廃棄物処理場跡」「沼地」などの問題のある土地でも大規模な開発用地として「ショッピングモール」「新住宅街」「ジオフロント」等に利用されていることも、事実として多くあります。

実例を挙げれば、ある新幹線の主要駅から程近い工場跡の「ショッピングタウン」について知ったのですが、地元のタクシー運転手が筆者に「あそこは地下から地上にメタンガスが噴き出すのでコンクリートやアスファルトで封をしているだけ。事実を知っている人は決して買い物には行かない所だよ」と教えてくれました。
決してこれは例外ではありません。
その他でも、似たような実例はかなりあります。


森友学園問題では売却された国有地に存在していたゴミの処理が放置されていたと、問題になりました。
築地市場の豊洲移転問題でも土地の購入元の東京ガスが土地の土壌汚染処理を完全には行わないまま東京都がその土地を購入し、土壌汚染の除染や地下水対策を「徹底していなかった」ことが問題なのです。

つまり、森友学園問題と豊洲問題は、ゴミや産業廃棄物などの処分の不徹底という面で、今まで公然の秘密として行われてきた行政や社会の怠慢と暗部が表にさらけ出された問題であるのです。

その2に続く


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森友学園問題と豊洲問題は、ゴミや産業廃棄物などの処分の不徹底という面で、今まで公然の秘密として行われてきた行政や社会の怠慢と暗部が表にさらけ出された問題であるのです。



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