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IS指導者が米軍特殊部隊急襲で自爆死!!中東に依存し東京五輪を控えた日本も他人事ではない!!

2019-10-29 00:00:00 | 防衛
衝撃的なニュースが報道されています。

日本人ジャーナリストを含む多くの国や地域のジャーナリストやNPO等の人達を監禁したり処刑したりする残虐な行為をし続けてきたIS・イスラム国の指導者が、シリア北西部で米軍特殊部隊の急襲を受け、自爆死した、というニュースです!!

10月27日22時23分に産経新聞 THE SANKEI NEWSが「IS指導者は追い詰められ自爆 トランプ大統領、米軍作戦での死亡発表」の題で次のように伝えました。

『【ワシントン=黒瀬悦成】トランプ米大統領は27日、イスラム教スンニ派過激組織「イスラム国」(IS)指導者、アブバクル・バグダーディ容疑者が「米軍特殊部隊の急襲作戦で死亡した」と発表した。世界各地にテロを拡散させたISは、すでにシリアやイラクの支配地域を喪失。シリア北部からの米軍撤収に乗じて再興の機会を探っていたが、同容疑者の死亡で壊滅的打撃を受けるのは確実だ。

 トランプ氏がホワイトハウスで記者団に明らかにしたところでは、米軍の特殊作戦部隊が26日夜、8機のヘリに分乗してシリア北西部イドリブ県にある同容疑者の隠れ家を急襲した。

 同容疑者は、軍用犬に追われて隠れ家の中の行き止まりのトンネルを泣きながら逃げ回った末、自爆テロ用のベストを起爆させ自ら命を絶ったという。
 トランプ氏はホワイトハウスの戦況報告室でエスパー国防長官らとライブ映像で作戦の推移を見守った。作戦は約2時間にわたり、米兵に被害はなかった。

 バグダーディ容疑者が潜伏していたイドリブ県は、ISと競合関係にある国際テロ組織アルカーイダなどの過激派がシリア国内での最後の拠点を維持している。トランプ氏によると、米情報当局が約1カ月前に同容疑者の潜伏先を特定し、約2週間前に作戦の準備を本格化させた。

 同容疑者はISの「首都」とされた北部ラッカが2017年10月に陥落した後に行方をくらましていた。

 バグダーディ容疑者は預言者ムハンマドの後継者を意味する「カリフ」を自称。一時は8万人以上の戦闘員を擁したこともある。ISの関連組織は北アフリカやリビア、アフガニスタンに存在するほか、欧州にも元戦闘員が潜伏しているとされ、引き続き欧米の権益に対するテロ攻撃を仕掛けてくる恐れは強い。

 【アブバクル・バグダーディ容疑者】 1971年、イラク中部サマラ生まれ。イスラム教スンニ派。92年に首都バグダッドの大学に進学、修士・博士課程でイスラム法を学ぶ。2004年12月から1年間、南部の米軍拘束施設キャンプ・ブッカに収容。10年、国際テロ組織アルカーイダ系勢力「イラク・イスラム国」の指導者に選出された。内戦中のシリアに進出し「イラク・シリアのイスラム国」に改称。さらに14年6月、政教一致国家「イスラム国」(IS)の樹立を宣言し、自らを世界のイスラム共同体を率いるカリフ(預言者ムハンマドの後継者)と位置付けた。(共同)』

IS支配地域では一般住民は奴隷のような扱いをされ、特に婦女子はIS戦闘員らの性奴隷であった、とすら言われています。
バグダーディ容疑者の自爆死については、正に「因果応報」と言うべきでしょう。

一方で、ISに対する有志連合には、日本や韓国を含めて多くの国や地域が参加している事実を私達は再認識しなければなりません。
決して「海の向こうの遠い出来事」ではありません!!

私達は既に今年ですらもホルムズ海峡近くで日本向けの原油タンカーが攻撃されている事実を厳しく認識しなければなりません!!
中東に石油を依存している我が日本は、どうしても関与せざるを得ないのです。

更に、来年は2020東京五輪を控えているのです!!
あらゆる方面、例えばサイバーテロや車両・各種ドローン等を使用したテロ、ゲリラや特殊部隊等への警戒と共に、IS関連等の国際テロ組織、国際犯罪組織の暗躍や攻撃等も警戒しなければなりません!!


IS指導者を米軍特殊部隊が急襲し自爆死!!
中東に依存し東京五輪を控えた日本も他人事ではない!!



5月28日、空母化が決まったDDH「かが」にて、日米両国軍将兵を前に激励をする日米両国首脳夫妻
中央左側が安倍首相夫妻、中央部がトランプ大統領夫妻
出典:首相官邸HP

このように、日米両国は外交のみならず軍事でも密接な関係なのです!!


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