日本の国立研究開発法人海洋研究開発機構が、2月25日のプレスリリースで、東京大学九州大学、東北大学、早稲田大学との共同研究で行っている、画期的な人工熱水噴出孔新技術で効率的な海底資源採掘が可能になりました!!
2月25日に国立研究開発法人海洋研究開発機構が「有用金属元素を高濃度で含む硫化物チムニーが短期間で成長 ~人工熱水噴出孔を利用した黒鉱養殖プロジェクトの本格開始~」で次のように伝えました。
『国立研究開発法人海洋研究開発機構(理事長 平 朝彦、以下「JAMSTEC」という)海底資源研究開発センターの野崎達生研究員らは、国立大学法人東京大学、国立大学法人九州大学、国立大学法人東北大学、早稲田大学と共同し、2010年9月に行われた地球深部探査船「ちきゅう」による統合国際深海掘削計画(IODP)第331次研究航海「沖縄熱水海底下生命圏掘削-1」において生成された沖縄トラフ伊平屋北海丘の複数の人工熱水噴出孔(図1、※1)について、
(中略)
人工熱水噴出孔上に急成長したチムニーの硫化鉱物に富む部分は、平均で銅4.5%、鉛6.9%、亜鉛30.3%、鉄8.7%、数百ppmの銀および1.35 ppmの金が含まれていることを明らかにしました。
(中略)
これらの濃度は、陸上黒鉱鉱床の高品位鉱石に匹敵するかそれ以上であることから、今後人工熱水噴出孔を利用した硫化物チムニーの養殖技術への応用が期待されます。
(中略)
黒鉱養殖技術開発の第一弾として、熱水の物理パラメーターを長期間計測するモニタリング装置(図7)を、現在実施中の「ちきゅう」による掘削調査「沖縄トラフ熱水性堆積物掘削II」において、沖縄トラフに設置する予定です。
本成果は、英国のNature Publishing Group(NPG)が発行する学術雑誌「Scientific Reports」に2月25日付け(日本時間)で掲載予定です。
(以下略)(図などは掲載時のまま)』
図1 統合国際深海掘削計画第331次研究航海(IODP Exp.331)により伊平屋北海丘に生成した人工熱水噴出孔の位置図および海底下に分布する熱水溜まりの概念図。
図7 海底資源研究開発センターおよび地球深部探査センターにより共同開発中の黒鉱養殖装置の概念図。
平均で銅4.5%、鉛6.9%、亜鉛30.3%、鉄8.7%、数百ppmの銀および1.35 ppmの金が含まれている、となれば、金そのものの含有量は少ないものの、(南アフリカの鉱山では2~5ppm程度)、その他の元素鉱物を含めて分離出来れば、充分に採算が合うと考えられます。
現代社会は鉄以上に「貴金属などのレアメタル」が重要な社会です。
日本は、石灰岩ヨウ素やセレンなどの元素やレアメタルの宝庫であることは良く知られています。
日本で群馬県の草津温泉でのレアメタル回収技術開発も進んでおります。
日本は、今回の人工熱水噴出孔試験などの成果を積み重ねれば間違いなく資源大国になれます!!
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