マッタリ (´ー`) 子連れ狼が撃つ!

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幸せの木のカップ ククサ

2016-03-28 00:06:00 | アクセサリー
さてさて

これまだ記事にしてませんでしたっけ?

北欧の北極圏に暮らす少数民族、サーミの人々に伝わる工芸品の一つ。
厳しい寒さの中で育ったハンノキをくり抜いて、丁寧に作られたマグカップです。

トナカイの遊牧に出る際は、いつも腰にこのククサを下げて。
ひとりにひとつの一生ものとして大切に使われてきたそうです。


スウェーデンの「スカンジナビアン・ヘムスロイド社」の製品です。

 ククサとは本来、白樺のこぶの部分をつかって作られたカップのことを指します。
こちらの製品は、ハンノキ(カバノキ)を使用し伝統的なデザインで作られたものです

 天然木を使用した手作りの製品です。木目や色合いは一点ずつ異なります。

 オイル仕上げになっています。使いはじめは、紙や布が直接触れると
オイルがにじむことがありますので、注意が必要です。油が抜けた場合は、
くるみやオリーブの油を塗りこみお手入れします。

 カップの内側は、着色などを防ぐため、ウレタン塗料で薄くコーティングしてあります。

食品に接触した場合の安全基準を満たした塗料を使用しています。


北欧・ラップランド地方の遊牧民であるサーメ人たちは、
古来からククサ(スウェーデン語でコーサ)

と呼ばれる木のカップを常に身につけて、生活していました。
今は定住している人が多いそうですが、狩猟のために移動を続けながら
暮らしていた時代には、ククサは、水分補給や食器として、
日常の必需品だったようです。

「贈られた人が幸せになる」といい伝えられ、ギフトに最適なものとして知られています。
とても長く使えて、使い込むほどに愛着が増していく、まさに一生ものの道具です。
きっと贈る人にも贈られる人にも、幸せを運んでくれることでしょう。
いつだったか、何かのプレゼントでカミさんからもらいました。

この持ち手の部分のデザインが、色々な形状があり、

私のこの個体は、『ビッグバード』と呼ばれております。
確かに、鳥のくちばしに見えなくもないですね。

右利きのひとがグリップすると、

手のひらの内側にフィットするようなアールを
描いている形状です。

木製なので、飲み物が熱くて持てない、
なんてこともありませんし、銃のグリップや
革製品のブーツなどのように、使い込めば
使い込む程、その風合いは増していきますね。

こちらが、使用してから5年経った現在のククサです。

基本的に、自分で入れたコーヒーしか入れず(砂糖&ミルク無しのブラック)
飲んだ後は、洗剤は使わずお湯で軽く洗い流しただけです。

キャンプに行った時に、焚き火にあたりながら
コーヒーを飲もうと思っているのですが、
未だにキャンプに行けてません(笑)

一生モノのマグカップとして、
皆さんどうですか?
ご自分のカップを育ててみませんか?