2,3日暖かかったのに、一転寒い。被災地の人たちを思えばここは我慢
である。映画「ヒアアフター」のような津波、戦争後のような風景が毎日
テレビに流れる。さらに原子力の脅威、放射線漏れの恐ろしさ、長崎、広島
の焼け野原、身体にあたえる影響を考えると何処へ避難したらいいのだろうか?
昨日見かけたカワセミ、今日は、何処へ行ったのだろう?今に桜の蕾も開こう
かという勢いだったのに、今日は寒さに震え固い蕾がより固く思える。
冷たい雨が降っていたが傘をさして散歩。やがて雪に変わるだろう♪♪
行かなくちゃ♪行かなくちゃ♪君に逢いに行かなくちゃ♪井上陽水の「傘が
ない」が自然に出てくる。川を注意して歩くが、やはりかわせみの姿はない。
東京では、即席ラーメンがない、電池がない、米がない、ティッシュがない。
実家に送ってくれ!の催促。ティッシュは赤ちゃんの皮膚にあったティッシュ
と要求がかなりハイレベルらしい。しかし、緊急の場合である。昔に戻って
考える絶好の時かもしれない。被災地の人のこころ打つ言葉が在った。
家族が、友達が流れていく光景を眺め、私は生きている。後は人間、がんばれ
ば活きていける。