
日本人の気持ちが、阪神淡路大震災、中越地震、東日本大震災と経験
する中で、ボランティア精神が引き継がれ、日本的ボランティアが育て
られてきた。今回の大地震によっては、若者中心にネットワーク化が
進められている。その中心は大学生で節電の呼びかけである。
自分たちのできることをやる。節電のポスターを作り、商店街に呼び
かける。そんな呼びかけで、無駄な電気をできるだけ使わない。
日本の夜は世界一暗いと言われてもいい、蛍のひかり、窓の雪と月明かり
で、自然と共に生きる。戦後の気持ちにもどって、みなが昔の日本人に
もどり、お互いを助け合う「和」の気持ちが芽生え始めたのは、これから
の社会に最も必要なことを今の若者や子供たちに教えてくれた「大震災」。
外人さんも放射能の恐ろしさで母国に帰った。
日本企業は社会的責任において、日本人をこの際採用し、日本で物を作る
ことを主体に考え直して欲しい。
やはり日本はいつまでも先進国でなくてもいいから、こころは謙虚に
いつまでも新興国であってほしい。