世界の人がテレビをみる。災害地が映る。放射能危険地帯である。
あちらこちらで放水ロボットだけが働いている。人影がない。
画面には、見ている国の言葉でテロップがでる。刻々表示される放射
濃度と天気情報。放射能安全地帯では、救助ロボット、医療ロボット
介護ロボットなど最新のIT機器が働いている。さすが!日本だ!
日本人の手際よさ、協調性など移転先の施設や「おもてなし」のこころ
などを発信するのに、絶好のチャンスである。
国内には、不要な箱物が多いと聞く高齢化社会に向けて、リニュウアル
は絶好のチャンスではないだろうか?
さらに、日本の食べ物は健康食品として世界中に定着、食の文化とし
てもトップレベル、安全性も訴えるチャンスである。
原子爆弾からたちあがった日本、大地震が引き金となった原発の事故、
多くの国がしり込みしている今後の原発のあり方、この日本最大の試練
も、日本人の忍耐強さと知恵で乗り切る。これからの地震にも、津波に
も対応できる柔軟なシステムを構築していく、日本人の力が証明される
のではないだろうか?これからまた日本は高齢化、新興国である。