タワゴト日記

 未来は無限にあると思っていたが、有限を
感じさせる世の中、光をツールに少しでも楽しい毎日でありたい!

空しさそして無力感の中

2011年11月20日 | Weblog


 一つの仕事が終わる。一定の達成感はある。また次の仕事に移る。

新しい仕事だったので、やりがいもあり、興味もあり、変化もあった。

世の中も右肩上がりで、明るくて、楽しくて、青春時代のど真ん中の

ようだった。サラリーマン時代は、大企業に勤めることができ、その

中でも好きな分野で働くことができた。一生懸命やればそれなりに、

評価してくれていた時代でもあったのだ。

後半はそうではなかった。情報化社会を生き抜く会社にとっては、経験

だけでは、生きていけない。新しい力、斬新な企画力がいち早く必要に

なってくるのだ。還って昔の経験が邪魔をすることさえあるのだ。

経験は生かせない。情報社会なのに人間としての「情」が次第に離れて

行く空しさ、そして無力感が漂うかえりの新幹線のなか・・・

退職後、また振り出しに戻った第二の人生?

今度働く場所は「会社」ではなく「社会」と180度の転換?

ボランティアの経験を得て、NPO法人へ。

空しさ、無力感が消えた。僕でも他人にしてあげられることがある。

それは他人に「よりそうだけ」「話しを聞いてあげるだけ」

「一緒に泣いてあげるだけ」そして世の中も女性の時代、男性も女性化

されていく・・・