今日の昼食は、昭和天皇、平成天皇もお越しになったと言う
白樺湖畔に立つ池の平ホテル。
白樺湖を一望できるレストランの窓ガラスは外気との温度差で曇り、
写真が撮れない食事に専念する。
「ワカサギ」のカラアゲが食べ放題だった。沢山食べれるものでは
ない。寒い季節でも、暖かい部屋で冷たいそばが美味しかった。
そとはもう晩秋の装い。湖畔を渡る風は冷たく、七かまどの葉は
すっかり落ち、赤い実だけが残り景色に映える。
ビーナスラインも明日11月24日から冬季通行止め、霧が峰の売店、
ビジターセンターもシャッターが下りていた。途中眺めた八ヶ岳の裾野
がとても美しかった。遙か彼方に富士山がみえるが今日は見ずじまい。
昔々富士山と八ヶ岳が高さを競ったが、日本一富士山のプライドで
八ヶ岳を吹き飛ばし八つに砕かれたという昔話が残っていると言う。
八つの名前が霧が峰の売店横看板に書いてあったが思い出せない。
ただ八ヶ岳連峰一番高いのは、赤岳である。
寒々とした高原の中、我々の団体(バス24台)だけが、一時行きは大門
街道、帰りはビーナスラインを埋め尽くすように、連なって走った。