倉賀野 (群馬県高崎市)
烏川は利根川の上流で江戸との間に舟運が開けていた。倉賀野宿は商人ばかりでなく河川で働く船頭や、荷役、船大工、街道筋で働く牛方、馬方で賑わっていた。川縁に建つ茶屋が描かれている。小川に張り出した桟で女が束子で釜を洗っている。小川に流れ込む用水で子供が網で魚を捕ったり、亀を捕まえたり,水門に上がり遊びに夢中である。茶屋では菅笠と杖を脇に置いて休んでいる旅の女が子供たちの遊んでいる様子に見入っている。
春日井市在住、1935年私的な挿絵等に全て自由にご使用ください。
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