◼️ニャチャンに着くと例の軍人さんと別れ、ホアン君に連絡して4時半まで市内をぶらぶらして時間を潰すことにした。ニャチャン鉄道駅の近くにあるトミーホテルWWW.tommy-hotel.comへ行って見たが主人はテトは日本でということで日本語わかる人いないみたい。ホアン・ヴァン君のところは遠くてわかりにくいので市内観光だけなら市内のホテルのほうがいい。下見をかねてあるいてみた。
ニャチャンセンターの4Fレストランがいい。海岸を一望に展望できる。日本食のすしを食べてみた。60K、300円で4,5個の反転巻き。気のせいか旨いと思う。気のせいかここの日本食は日本以上ではないかと思い込んだりする。ここはベトナムの海産のメッカであり、海老など日本に輸出しているし、ガイドブックにもここの日本食堂は一見の価値ありとある。
2,30分も歩くとニャチャン市内のおおまかな広さの把握ができる。海岸線のチャンフー通りに直行するエルシン通りと南側を斜行するレ・タントン通り、とタイゲン通りとその2つが中央で他の5つの通りと一緒に交差するロータリーがあり、そこに大聖堂のあるマリア広場がある。
少し北にあるダム市場にも行ってみた。ちかく大きな改修がありそうな感じだった。海岸通では、博物館とパスツール研究所がある。どちらも見ることは出来なかったがパスツール研究所はエルシン博物館のことであるらしいとわかった。
アレクサンドル・イエルサンはペスト菌の発見者である。日本では北里柴三郎が発見者となっているが同時に発見したもののペスト感染との直接関連を示した彼が発見者としてペスト菌にはイエルサンの名がついている。14世紀にはヨーロッパの人口の1/3が死亡した黒死病と呼ばれた人類史上最悪の感染症である。スイス系フランス人でパスツール研究所のイエルサンはベトナムのここに住んだのだ。彼の家が白い家だったのでNhaTrang(白い家)と呼ばれるのだという説もある。ガイドブックなどには何ものっていない。ハノイの歴史研サイトで偶然に知ったが、このことをどれだけのベトナム人が知っているだろうか?機会があれば訪れたいところだ。