宴あとひとり花見の静けさや

( うたげあとひとりはなみのしずけさや )
桜の想い出、
舅が、亡くなった日から葬儀を執り行う頃
16年前の4月初旬のこと
大阪は、桜が満開
火葬場では、まるで舅を送るように桜吹雪が、舞っておりました
桜が、咲く頃は、当時の事を思い出します
今年は、桜の頃、姑が、2度も頭に怪我
私も、 週2回ほど泊り込み
彼女が、夜寝ないものですから、徹夜覚悟です
ゆっくりお花見気分でもありません
そんな中、15日の日曜日は、フラッと公園へ
気分転換に
その賑やかなこと
桜の下、座れる芝生は、バーベキューのグループで占領されておりました
桜の下で、焼肉 美味しいのかしら? ね

その折、不思議な現象に襲われました
人々は、賑やかに宴会しているのに
その音が、聞こえないのです
ただ、生焼けの焼肉の臭いだけが、残っている
<あんな火加減で焼いた肉、美味しいか??>
みんなお気楽だね~~って私の僻みなのかしら?
一度、大阪城のお花見に行って
ああ云うドンチャン花見は、絶対に行かないと固く決心
風情も何もあったもんじゃない
するなら、せめて、350m缶ビールを1本づつ持って、夜桜見物くらいです

昨日の公園への遊歩道です
八重桜のアーケード
未だ、美しい花が、残っていてくれました
ゆっくり通り抜けを楽しめるのは、後わずか
暫くすると上からビヨ~~ンと嫌なものが落ちてきますからね