まやかしを天地が知りぬ歴史かな
( まやかしをてんちがしりぬれきしかな )
姑の病院付き添いdayは、読書day
今回、磯田道史著「歴史の愉しみ方」を読みました
<武士の家計簿>って映画が、ありました (わたしは、観ていませんが)
その映画の原作を著した方だそうです
病院で読むには、小説では無く、こんな短い記事の方が、良いんです
夢中になっては、姑のことが、疎かになるから
中に掘り出し物の面白情報が、あります
江戸時代、伊賀忍者の住居は、今の東京原宿表参道あたりに在り
甲賀忍者は、神宮球場の場所に屋敷街があったそうだ
忍者の頭のお屋敷は、ヤクルト球団のクラブハウスのある場所とか
さて、特に記憶に残ったのは
昭和15年2月2日、支那事変も勃発、気運は太平洋戦争へ 向かおうとする時
兵庫県出石出身の衆議院議員、斉藤隆夫の国会での演説について記したページ
「政府軍部の進める大陸政策はおかしい
戦争の目的もはっきりしない と指摘し
「国家百年の大計を誤ることが、あったならば、現在の政治家はししてもその罪を
滅することは、出来ない」と叫んだそうだ (本書の中から引用)
この部分を呼んだ時、思わず「そのとおり!!」ってつぶやきました、 わたくし
安倍さんはじめ、安保法改正を急ぐ政治家さんに読ませてやりたい
それと、地震活動期に暮すってことに関する部分です
今、日本領土のあちらでも、こちらでも噴火の恐れがあるということで
そのうちの幾つかでは、住民が批難したりしています
古くからの資料を読み解くと、400年くらいで地殻変動が活発になる
時期が巡って来るのが、分かるそうです
1150年前に東北を地震が襲った後、18年後に南海東海地震が起きたという史実があります
その後、日本中が地震活動期になって、九州の霧島、続いて浅間山が噴火
近畿で、大きな地震が起きたそうです
5年後、岩木山と伊豆大島が噴火
ああ、それからのこと、興味を持たれた方は、この本を読んでください
病室で読みながら鳥肌が、立ちました
公開は、されていませんが、現在、日本の原発のある場所の殆ど、地震も津波も経験してない
場所は、ないのだそうです
ここからも都合の悪い情報は、ひた隠しにされているのだと疑うことが、出来ます
歴史から、冷静に教えられることが、あると思います
地震予知連も、数値ばかりを追うのでは、無く
古き時代から、知ることもあると知って欲しいです
メンバーの中に、何人古文を読み解ける人材が、居るのでしょう
地震予知に古文書を活用する・・・ 如何でしょうか この案