田草とる影も見えない島の郷
たくさとるかげもみえないしまのさと
さて みなさま こんな気配を身近に感じることは ありませんか?
6月に帰省した時 母が 近所の農家さんの話として
「お米が 足らんらしいよ」って
なんでも 昨年 全国、米所の収穫量が、減少して 作況指数も平年並みで、
さらに猛暑の影響からか 米粒が白濁していたりして等級が 下がっているとも聞きます
それで 故郷のお米の需要も
本来なら 喜ばしいのだが、 実際そう上手くも行かない
農業に従事できる人材が 減っている
故郷でも 農耕地を所有しているお宅の多くが 専門の人に依頼するのだが、頼める人が少なくなってしまった
年齢もあるし
親戚の家も 頼んでいた人が もう辞めるということで
遠くの人に来てもらっている
大体 各戸 そんなことになると思ってなかったから 作付け面積を減らしたのだ
そしたら、米所の多くが昨年の水害に遭遇し 収穫量も質も落ちてしまった現実
更に インバウンド、オーバーツーリズムで 海外からのお客さまが
お寿司など 召し上がるので 諸条件が、”お米が、足りない”を増長させているようです
プチッと自慢: 何十年か前 島の農地は 構造改革(教科書で学んだ耕地整理みたいなもの)で
小さな田んぼをまとめて農機具が 作業しやすい広い田んぼに変わった
その折、海に近い砂の多い田んぼにも粘土を入れて保水性を高めたら
町全体で収穫されるお米が美味しくなりました
実家と我が家の分は ご近所の方が届けてくださいますが
申し訳ないので 自分達でお米を買うようにしました
一方 当市のいつも利用しているスーパーのお米の棚が スカスカになりました
「一家族さま 一袋でお願いします」と紙も 貼られている
そんな事態なの?
我が家は年寄り二人ですから 何とでもなりますが
育ち盛りの男の子が 三人もいらっしゃるお宅は 大変でしょう
今年の新米が 出回るまで どうなるのかしら ?
先日帰省した折も 私が移動する時間 周囲の田んぼで作業している人を見ませんでした
機械で 田植えした後 草取りは どうしているのかしら?
今のやり方 知りません
それに なにせ 暑いですもの
昨年は 地域の人が集まって 道路の周辺を整理した時
お一人 熱中症で 体調を壊したので、 今年は 日時を変更したほどです
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