灼熱

　畑仕事朝飯前の灼けぬうち

(　はたしごとあさめしまえのやけぬうち　)
洗濯物を干す間にも、ジリジリと肌を灼く音がするかの
ような日差しです。
早めに起きて、涼しいうちに用事を片付ける
でないと、何もやる気がしなくなります
“灼く”は、季語（夏）としては新参者だそうです
これも、温暖化　？

写真は、犬槐の木
実は、こちらが槐だと思っておりました
この花も余程美味しいのでしょう
蜂が沢山飛び交っております
写真撮影は、少々、スリリングでした
正しくは、槐は下の木と花だそうです
長～い豆が着きます
（写真気合が入ってませんね）

　　

梅雨が明けました

　梅雨明ける自慢の一節声ならし

(　つゆあけるじまんのひとふしこえならし　)
昨日、梅雨が明けました
ここ何年か、立秋が、来るのに、梅雨が明けず
「暑中お見舞い」になるか、「残暑」になるか
やきもきしましたから、それを思えば、
気象予報士も、自信を持って梅雨明け宣言なさったのでしょう

豪雨被害にあわれた地方の皆様には、お見舞い申し上げます


今朝は、“蒸し器の中もさもありなん”と言う気分です
大量に降った雨が、蒸発しているのでしょう

まあ、蝉の声のすごいこと！
いつの間にそんなに沢山羽化したの　？

これから、この声に堪えねばなりません


今朝、蝉を撮ろうとした、桜の木に美味しそうなパンのような
物をみつけました。
餡子が、詰まっていそう
ぬいぐるみが、へばりついてるようにも見えます
これも、梅雨茸の一種でしょうね
きのこ類の図鑑を検索しても、らしいものが見つかりません
（只今、花の掲示板に問い合わせておりますが、花ではないので
　見つかるかどうか？）

梅雨

　おれ鵜匠あんた鵜となり名コンビ

(　おれうしょうあんたうとなりめいこんび　)
公園で稀にみかける光景
このコサギは、釣のおっちゃんたちに、妙に馴れているのです
二人が並んで同じように浮きを見つめているのが可笑しい

おっちゃんが、餌にしている食パンのヘタを狙っているのか？
時々、おっちゃんがよそ見している間に、魚籠の中の魚を失敬したりしている

撮影、タイミングが悪かった
並んでいる所を撮りたかったのだけれど
おっちゃんが、帰り支度を始めてしまった

鵜も鵜匠も、夏の季語
重なるのは避けたいのだけれど、今日の句は、
二つを並べるのが味噌なので、強引に用いました
川柳感覚で、受け入れていただければ



ちょっと、認知症気味の夢子さん
なかなかお金に執着する人生でした
久しぶりに、笑わしてくれました
毎日　　
最近は、「電話代が払えないから、３万円貸して」と言ってくる
小夢さん曰く「電話代、本当は、２万円弱なんやよ」って
１万円、載ってるやん
本当に、夢見ているのかいな？

強運？

　運つかうサマー・ジャンボはあきらめん

(　うんつかうさまー・じゃんぼはあきらめん　)
　話題のラー油ゲット出来ました
とにかく入手困難らしい
丁度、ラー油を買おうとスーパーをウロウロしておりましたら
桃屋さんのコーナーにありました
１０個くらいも、棚に並んでいましたよ

なんだ、たいしたことないやん

しかし、その日以来、スーパーではお目にかかりません
やはり、　“入手困難なラー油”なんでしょうか？
確かに、激辛でないし、そこはかとなく香ばしいのです
Good　です。


そんな貴重なラー油をゲットしたことで
今年夏の私の運は尽きたかも
サマー・ジャンボは、買っても当たらないんでしょう　

ミニトマト

　青いやつ国盗る夢を又見たり

(　あおいやつくにとるゆめをまたみたり　)
参議院が、また、　中途半端な議員構成となりました。
選挙後、ＴＶは、参議院の与野党の数を云々するばかり
もう不安でたまりません
早く決めるべき法案が沢山あります
結果が出せるんでしょうか
見ないことにしてます


相手側にグ～の根も言わさず、国民が拍手するような法案作りと
国政をお願いするばかりです

マスコミもこき下ろすばかりでなく、良い政治を育ててください

まあ、そんな事　私が云ってどうなるってこともないのですが
今朝、私が経験した不思議な事を、聞いていただきましょう



　なんでそうなるの？？　

今朝クーラーを点けたら、変なライトが点滅するばかりで
一向に運転が始まりません
リモコンの電池がダウン？
電池を入れ替えてみても、相変わらずウンともスンとも

もう、１万円札に羽が生えて、飛んで行くの図が浮かぶばかりです

ちょっと腰を落ち着けようと、ＴＶのリモコンをonしたら
クーラーがピッと鳴ります
試しに、クーラーのリモコンでクーラーをｏｎしたら、動き始めたんです

訳がわかりません
でも、今しばらくは、お札の家出はなさそうで、一安心です

警告

　仕方なくあんたと二人昼寝覚

(　しかたなくあんたとふたりひるねざめ　)
南京黄櫨の木、葉っぱの裏で見つけました
何故か、各葉の裏に、カップルで

色は、可愛いのですが、見るからに「蛾」の幼虫です
見たくないけど、大人になるとどうなるの？
知りた～い！

幼虫から昆虫を調べられる掲示板のお世話になりました

ヒロヘリアオイラガ

がっちり逞しい蛾に成長するのだそうです

この幼虫の頃は、毒性があるので近寄らないようにと
アドバイス頂きました
本来は、もっと多数で一枚の葉に集まるようなので、気をつけてください

　“仕方なく”いろんなかかり方が、あります
それぞれ、　ご自分なりの解釈で　

梅雨

　夏行や這い上がってやる心うち

(　なつぎょうやはいあがってやるこころうち　)

何の写真？
何が写っているの？？でしょう

昨日　公園の池へ
水面に輪が出来ます
あっちを見ていると、こっちに
こっちを見つめていると、あっちでプクプク
大きな鯉が居るのかしら？
それにしては、太公望さんは、何方もいらしてません

何かが水面を横切るのです

な！なんと亀が鼻だけ出して、結構大きな池を泳いでいるのです
雨上がりで水量が、多いから、登れる岸が無いのかな？
亀って岸に上がって、日向ぼこするだけじゃないのですか？
水温が高いから、浸かっていても体温が下がらないからかな？
泳いで、時間を過ごすとは知りませんでした
海亀でもない限り

自慢することもないのですが、しまそだちは泳げません
島育ちなのにです
ですから、
重い甲羅を背負った亀が、水に潜って、その後浮上してくる物理的理屈が
判りません
甲羅が浮力を生じている？
じゃあどうして、潜って後に浮き上がれるんでしょう？？

「這い上がってやる」なんて心の底で思っている内は、
夏行でも、悟りを得たとは言えませんね
修行が足りません

八重の木槿

　信念を曲げず投票夏選挙

(　しんねんをまげずとうひょうなつせんきょ　)
木槿、背筋がすくっと伸びてます
この暑さにも、涼しい顔で、へこたれてません
たまに、癪に障るほどでもあります

　　　　　

ここ数日、不思議と電話が多い
久しぶりな人は、殆ど選挙、投票のお願いです

曽我兄弟 ？

　ばら色か想いて過ごす虎が雨

(　ばらいろかおもいてすごすとらがあめ　)
ばら色か想いて過ごす虎が雨

我が家のピンクのバラが咲いております
何故か、葉が次々落ちてしまいます
水が、足らないのかな？

バラ色なんて言葉、しばらく忘れてました
わが人生を振り返ってみれば、バラ色の頃、
あったような、なかったような？

　　　　　　　　


今日は旧暦の５月２８日
雨の特異日だとか
今日降る雨のことを「虎が雨」って云うんですって
そして、珍しく個人に由来した季語なんです

何でも曽我兄弟が討たれた日なんだそうです
余り、詳しくは、存じませんが、一度使ってみたかった季語です
この日しか使えないしね
曽我兄弟さんも雨のなか、自分の人生について考えたに違いありません

ちょっと曖昧な頼りない雨の一日を過ごしました
今なら雨にうたれても、風邪を引くこともないでしょう
つい、雨の中、傘もささず、ウロウロしてました

桐の実

　名将はみな優秀と人語る

(　めいしょうはみなゆうしゅうとひとかたる　)
サッカー岡田武史監督が、故郷大阪に帰って大歓迎
子供たちに優しく講演している様子をＴＶニュースで
見ても、人柄がにじみ出ているようで、聞くだけでも心地が良い
「一番優秀なのは、誰ですか？」などと子供ならではの
容赦のない質問にも
「みんな優秀だったよ」とお答えでした

　　　　　　　　　　　


桐の花後の実です
前から撮りたかったのです
スーパーへの途中、たわわな実が、目の前に
「実るほど頭をたれる桐の実や」です
触れると、ねばねばで思わず本屋のトイレで手を洗いました



　写真が撮れても、句が出来ません
桐の実で夏の季語にしようと計画です
念のためと思って歳時記を調べましたら
「桐の実」は秋の季語ですって
もう作り直す気力が残っておりません

でもね、歳時記に書いてある実って、正確には
花芽のことだと思うんですよね