たてもの・おんがく・その他日々思うことなど。
STUDIO PLANARIA 業務記録
goo ブログ
gooおすすめリンク
なかのひと
プロフィール
goo ID | |
kurepapa |
|
性別 | |
都道府県 | |
自己紹介 | |
もともと記憶力に自信はないんだが、年とともに更に悪化している自分が怖いので、
BLOGに書いておけば少しは何か残るか、 と、気持ちを新たにしているつもりな。 |
カレンダー
2010年7月 | ||||||||
日 | 月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 | ||
1 | 2 | 3 | ||||||
4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 10 | ||
11 | 12 | 13 | 14 | 15 | 16 | 17 | ||
18 | 19 | 20 | 21 | 22 | 23 | 24 | ||
25 | 26 | 27 | 28 | 29 | 30 | 31 | ||
|
過去の記事
カテゴリ
Mov_log(292) |
よのなかよしなしごと(479) |
たてものよしなしごと(404) |
おんがくよしなしごと(134) |
活字よしなしごと(107) |
意匠よしなしごと(99) |
うちの Renault(86) |
うちの iPod(19) |
うちの PC(42) |
うちの Usen(14) |
仕事から半径30m以内(57) |
面白味のない話題(32) |
最新の投稿
雲雀丘で建築探訪 |
旧山縣有朋邸庭園 拝見 |
行田におでかけ |
紅葉の宇治~京都~奈良 原点へ(その3) |
紅葉の宇治~京都~奈良 原点へ(その2) |
紅葉の宇治~京都~奈良 原点へ |
何だかんだで結局デル |
雨の中の横浜 |
ワスレタコロニケイタイカエタ |
千駄ヶ谷の空 |
最新のコメント
プラナリア/メモメモ |
ぷりんまま/メモメモ |
プラナリア/甲村記念図書館を求めて |
ふーた/甲村記念図書館を求めて |
プラナリア/さよなら、ナイアガラ |
sakitaka/さよなら、ナイアガラ |
プラナリア/京都2日目午後一番・修学院離宮を堪能編 |
shade_man/京都2日目午後一番・修学院離宮を堪能編 |
プラナリア/京都一日目 |
pirikainankle/京都一日目 |
最新のトラックバック
ブックマーク
StudoPlanaria 2002-2008 | WORKS
業務案内 |
StudoPlanaria's SELECTSHOP
おすすめストックヤード |
金山眞人建築事務所
私のおしごと |
検索
URLをメールで送信する | |
(for PC & MOBILE) |
伝建だって木密だ
「木造密集市街地」、略して木密というコトバがあります。
まあこれは読んで字のごとく、
主として住宅用途の木造建築がびっしり立ち並んでいる市街地のことで、
ビルばっかりというイメージを持たれがちな東京だって
この「木密」が地として連綿と続いて形成されている都市だったりする。
で、この木密は今までの、と言うより、今でも都市計画においては
防災上問題ありの、常に改良(=更新)されるべき地帯とされているのだ。
さて、世の中には「伝統的建造物群保存地区」というものもあります。
いわゆる伝建地区ですね。
で、ここも主として住宅用途(店舗併用だったりしますが)の
木造建築がびっしり立ち並んで街並み(=市街地)を形成しているので、
見方を変えればここだって立派な「木密」と言える訳です。
改良されるべき木密と残すべき伝建。
この違いはどこから来るのか?
いや、木密にだってコミュニティとか一杯飲み屋とか良いものがあるじゃあないですか。
下北だって高円寺だって木密だ、しかも残したい木密だぞ、どんどん。
という問題意識から、木密の防災問題に伝建地区での手法等を応用して取り組もう、
と4人の専門家が(木密の飲み屋に)集結して書かれたのがこの本なのだ、たぶん。
副題の「路地裏で安全に暮らすための防災まちづくりの極意」というよりは
まだまだ色んなことが入り口なんだなぁ、ということが実感されてしまう本ですが、
厄介な問題を上手に整理していて読みやすいし、
今後の研究や制度の進展に(既存の計画手法への批判込みで)期待させると共に、
コミュニティで防災力を高める意味を改めて考えさる好箸、
と言えるのではないでしょうか、と言うことで
木密で呑み続けたい人々にお勧めしておきたいと思いま~す。
まあこれは読んで字のごとく、
主として住宅用途の木造建築がびっしり立ち並んでいる市街地のことで、
ビルばっかりというイメージを持たれがちな東京だって
この「木密」が地として連綿と続いて形成されている都市だったりする。
で、この木密は今までの、と言うより、今でも都市計画においては
防災上問題ありの、常に改良(=更新)されるべき地帯とされているのだ。
さて、世の中には「伝統的建造物群保存地区」というものもあります。
いわゆる伝建地区ですね。
で、ここも主として住宅用途(店舗併用だったりしますが)の
木造建築がびっしり立ち並んで街並み(=市街地)を形成しているので、
見方を変えればここだって立派な「木密」と言える訳です。
改良されるべき木密と残すべき伝建。
この違いはどこから来るのか?
いや、木密にだってコミュニティとか一杯飲み屋とか良いものがあるじゃあないですか。
下北だって高円寺だって木密だ、しかも残したい木密だぞ、どんどん。
という問題意識から、木密の防災問題に伝建地区での手法等を応用して取り組もう、
と4人の専門家が(木密の飲み屋に)集結して書かれたのがこの本なのだ、たぶん。
それでも、「木密」に住み続けたい! ―路地裏で安全に暮らすための防災まちづくりの極意 後藤 治 三浦 卓也 村上 正浩 関澤 愛 彰国社 2009-09 売り上げランキング : 596236 Amazonで詳しく見る by G-Tools |
副題の「路地裏で安全に暮らすための防災まちづくりの極意」というよりは
まだまだ色んなことが入り口なんだなぁ、ということが実感されてしまう本ですが、
厄介な問題を上手に整理していて読みやすいし、
今後の研究や制度の進展に(既存の計画手法への批判込みで)期待させると共に、
コミュニティで防災力を高める意味を改めて考えさる好箸、
と言えるのではないでしょうか、と言うことで
木密で呑み続けたい人々にお勧めしておきたいと思いま~す。
コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )