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梅雨明け空に出る月は


Book3が出て大分経とうという2010年梅雨明けの日本列島、
連休中家族は大阪に観劇旅行で留守なんでのんびり気分、
購入してから軽く一年以上経過している村上さんの新作長編小説にようやく取り組みました。

以前は物語の先が知りたくてガツガツ読む感じだったのですが、
今回、ある程度じっくりと読み進めることが出来たのは年を取ったからか?
にしても冒頭から炸裂する村上節
「人々はカフェでピルゼンビールを飲み、クールでリアルな機関銃を製造し、」
等々にに思わず笑みがこぼれまくり。

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で、先ほどBook2まで読み終わったのですけれども、
本書が出た時にはこれで完結だと思われていたんですよね。
せっかっく早い時期に買ったのに既にBook3が出てしまった世界になってから
ようやっとBook1とBook2を読むというのはちょっともったいなかった?
知らないって言うのも特権だからなぁ。
でももう「その世界はない」。

「私が書き換えたいのはね、今ここにある現在よ」
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