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夢の尖塔/斜


豪徳寺に建築本を多く扱っている古本屋さんがあると知って出かけてきました。

店頭の300円コーナーに掘り出し物。


ロシア・アバンギャルドの建築家たちのモノグラフ(英語)

1971年と出版年は古いが、鉄のカーテンのある時代に、
当時のソ連では抹殺されていたロシア・アバンギャルドに関するこれだけの内容の本が出ていたとは。

こちらは通常価格の展覧会図録から発掘。
2009年に埼玉県立近代美術館で開催された「ロシアの夢 1917-1937」展の図録です。


グリーンに煙る空にタトリンの第三インターナショナル記念搭が聳え立つ印象的な表紙
(長倉威彦氏によるCG)

この展覧会に行き損ねたのは大がっかり。
にしてもどちらも第三インターナショナル記念搭が表紙というのも
偶然とはいえこのプロジェクトの象徴性の強度をよく表していますね。
個人的にはレオニドフが贔屓なんだけど。
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