goo

これが「未来住宅」だ!?

汐留にあるこの建物は、黒川紀章さんが設計した集合住宅です。
1970年代に夢見た未来の形。
一つ一つのカプセルが一つの住居ユニットになっています。
この手の考え方は当時盛んに研究されていましたが、
実際に建てられたものでここまで明快なものは、
大阪万博の「エキスポタワー」とこの「中銀カプセルタワー」、
そしてセキスイハイムの「M1シリーズ」という工業化住宅だけではないかと。
目立つ建物なんでちょこちょこ記事があるみたいですが、
ピロリさんのところなんかが面白いです。
カプセル内の写真もGood!
コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )

またしても

先日、松竹が銀座の歌舞伎座の建替えを検討している、との新聞報道がありました。
1924年に完成した岡田信一郎設計による歌舞伎座の建築は、
第二次世界大戦で大きな被害を受けましたが、
岡田の弟子である吉田五十八により改修設計され、1951年に現在の姿に復興されました。
国の登録文化財にもなっている優れた建築です。

それにしても、戦後の厳しい時期より使い続けていく意思が衰弱しているといのうのは
いったい全体、どういうことなのでしょうか。
そもそも、劇場と言う建築は、長年使い続ける事によって「道具」として育ち、
「演劇」という文化を入れる器として熟成されていくものなのです。
もちろん老朽化している面があることは事実でしょうが、
歴史と伝統の継承のためには、改修による再生こそが、期待されると思います!

コメント ( 4 ) | Trackback ( 0 )

裏・ミッドセンチュリー

写真は一見お洒落なアウトドアカフェ風ですが、机の上のナプキンと割り箸が怪しい。
実は、ここは世田谷区役所の食堂「けやき」のテラス席です。
サンクンガーデンを掘り込んだ、落ち着いた佇まいのなかなか良いトコロですが、
まあ、伝統的な役所の食堂テイスト満載の食堂でもあります。
なんってったって1960年代に建てられた、やや古めかしい庁舎ですからね。
とはいえ、1960年代といえばミッドセンチュリー!
この庁舎だって設計は前川國男さんだから、もんくあっかのデザイナー物件です。
そんな訳で、デザイン的にもう少し何とかならないかものだろうか、と切に思いますが、
メニューは安いし従業員さんも親切でテキパキしているので、
晴れた日は庭の見える席に行って余計なものは忘れるようにすれば、
ほら、あなたも気分は・・・。
コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )

夢二、良いです


先日本屋さんで「夢二デザイン」という素敵な装丁の本を発見!
う~ん、2,800円かあ、ここの出版社、ほんと(企画と値段付け)上手いよなあ、
一度は振り切ったのに、結局Uターンして購入してしまいました。

さて、竹久夢二といえば美人画で有名ですが、
本の装丁を初めとして、いろいろなデザインの仕事もしています。
実は私自身は美人画にはあんまり興味が無くって、
こっちの方面の仕事の方が好き。
展覧会なんかで出品があると「いいなあ~」と思って眺めていたのですが、
著者であるブックデザイナー・編集者・夢二美術館の学芸員の三者が
絶妙なコンビネーションでデザインの仕事に焦点を絞って造ったのがこの本。

ぼ~と眺めてシアワセな気分になっております。

夢二デザイン
竹久 夢二

ピエ・ブックス 2005-04
売り上げランキング : 4,655

Amazonで詳しく見る
by G-Tools

コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )

植物は強し??


謎ですね。ジブリ美術館屋上にある、守り神の背中です。
演出でしょうか、それとも自然に??、こんなところに草が生えています。
コメント ( 4 ) | Trackback ( 0 )
« 前ページ 次ページ »