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「MOOG」、見てきました


私らの世代は「ーグシンセサイザー」と発音しておりましたが、
正しくは「ーグシンセサイザー」との事で、以後よろしくお願いしたいとの事でした。
さて、映画はドキュメンタリーとしても出色だった「テルミン」に比べると、
まあ、こんなもんか、と言う感じですが、パンフレットはなかなかの力作で、
特に、「MOOG<モーグ>サポートセンター~各シーンの補足説明」と言う記事は、
少し早めに会場にいってパンフレットを入手し事前に読み込んでおくと
映画が100倍楽しめること請け合いです。っていうか、説明不親切>映画。

ところで、毎週火曜日には、電子楽器つながりで、上映前に
テルミン大学教授である佐藤紗恵さんによるテルミンの演奏があるのですが、
みなさんも御存知のように(な訳ないか)、テルミンは楽器には一切触らずに演奏します。(cf.注)
これ、目の当たりにすると、やはりなかなか衝撃的な光景ですね。
5月14日には、横浜の「BankART StudioNKY」に出演されるそうなので、
是非是非この不思議な音色と演奏風景を体験してください。

全くの余談ですが、彼女が演奏を始める前に出す伴奏テープ開始のキュー、
こちらに手のひらを向けた手をすっと前に出すのですが、これがなかなか素敵な動きでした。

注) 上と横にアンテナが生えている小さな木箱=テルミンの前に立ち、
   空中に構えた手を微妙に動かして音程や音量をコントロールして演奏する。
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これから


昨晩からなにかお見苦しい状況になっていたようで、恐縮です。

ところで、これから「モーグ」見に行きます~。
20歳の頃、キース・エマーソン好きだったから、楽しみ。
テルミンの時みたいな発見があるか!?
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あ!でてましん(く、苦しい)


4月9日、汐留にて採取。
TVCMは某著名アーチストからのクレームで放送自粛とか。
ふ~ん。
TVCMも元ネタだと主張している作品(こちらの10.「滝」)も見ていないので、
なんともいえませんが・・・。
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こんどは清家さんが。


建築家の清家清さんが亡くなりました。
大作で大向こうを唸らせる、といったタイプの建築家ではないので、
知名度という意味ではあまり高くないような気がしますが、
伝統、技術、そして住宅といった課題に対するしっかりとした眼差しで、
多くの住宅建築を設計されるとともに、何人もの優秀な建築家を育ててきました。
といいつつ、実は清家さんの建築、実物をしっかり見た事がありません。
子供の頃、ミセスに載ったご自宅の記事を見て
(確か国鉄の貨物車を書斎にしている、というお話だったような)
漠然と建築家を意識したにしては、情けない話ですね。
ご冥福をお祈りいたします。

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本屋大賞


書店員の方が選ぶ、文芸書を対象にした「本屋大賞」という賞があるそうです。
1次投票でノミネートされた10冊全部読まないと最終投票ができない、
という仕組みだそうで、なかなか素敵です。
で、その結果がこちらに紹介されているのですが、
結果をネタに大森望さんと豊崎由美さんが対談していて、
「村上春樹というジャンルをつくれ」とか、面白いです。
その豊崎さんが発表前にノミネート作への評価をTVBrosのコラム
「書評の帝王・帝王の書評 帝王切開金の斧」にで発表されていましたのでご紹介。

明日の記憶○
家守奇譚◎
黄金旅風◎
チルドレン○
夜のピクニック◎
私が語り始めた彼は▲
犯人に告ぐ▲
袋小路の男○
対岸の彼女○
その時は彼によろしく×

因みに記号の意味は;
◎=読むが良い
○=読んでも良い
▲=好きにせよ
×=読めば斬首
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