最初は本川越駅の方へ向かう小江戸号だった。

その直ぐ後に、駅から出てきたばかりの青い線の電車が新宿方向へ走り去った。
昔は皆黄色い電車だったが、今はほとんどこのタイプである。

駅前はバスとタクシーの乗り場になっている。

駅はPePeのビルの中にあり、入って左が改札口である。

駅の入口を左に見ながらタクシー乗り場の前を過ぎると、小さな広場になっている。。
そのほとんどが駐輪場になっている。
以前はよく古本市が開かれていたが、最近は行われていないようだ。

通り過ぎようとしてふと見ると、自転車の向こうに自販機があった。
しかし、普通の自販機と違い奥行がある。

近づいて見ると確かに自販機だが、電車の形をしている。
今までも見ているはずだが、気きにしたことはなかった。
下の台の様子を見ても、新しいものではなさそうだ。

側面の電車の窓から乗客の顔が覗いている。
車体の青と緑のストライプには「SEIBU」の文字が入っている。
下には車輪も描かれている。

前面は電車の顔になっている。

反対側に廻ってみると電車ではなく、全面にイラストが描かれている。
「神様はじめました」のタイトルがあり、街の夜景を背景にアニメのキャラクターたちがいる。
右手には「川越を舞台設定のモデルにした、あやかし系ラブコメディアニメーション!」と書いてある。

反対側の自販機の下にもアニメのキャラクターが描かれている。

両側の自販機の間はムダだなと思ったが、よく見ると4つの穴があり、容器の回収ボックスになっていた。
もちろんアニメのキャラクターが描かれた方にもある。

その先にはレンタサイクルがある。
そばの男性はまさに利用しようとしているのかも知れない。

その隣にはちょっとしゃれた感じの交番がある。

その脇はまた駐輪場があり、スクランブル交差点になっている。

交差点を渡ってから来た方を振り返る。
建物の壁の上部に「PePe」の文字がある。

帰りに道路の反対側から広場を見たが、先ほどの自販機はただの看板のようしか見えなかった。

線路に近づき駅にとまっている電車が見えたが、まさにあの自販機のモデルになった車両だった。
