川越雑記帳2(川越見て歩き)

絶滅危惧種のオオバンか? 新河岸川の黒い鳥


4月の初め、新河岸川のサクラを撮りに滝の下へ行ったとき、川の中に黒い鳥がいた。



水深が浅くなり、大きな石がゴロゴロしている所に立っている。

川にいる水鳥といえばカワウくらいしか知らないが、首も尾も短く、まったく違う。

大きさはカラスより少し小さく、カラスほど真っ黒ではない。

頭部の前の方に白い所があった。

いままで1度も見たことのない鳥であった。



少し下流の畳橋を渡って対岸へいったが、その間も同じ場所を動かない。



餌を探しているようだが、ゆっくりした動きで、時々水面に顔を近づける。


何という鳥か気になっていたが、桜の写真を撮るのに忙しく、そのままにしていた。

昨日になって、調べてみると、オオバンという鳥に似ている。

オオバンであれば、埼玉県では絶滅寸前(絶滅危惧IA類)に指定されている鳥である。

私がいままで見たことがないのも、当たり前である。

その後、ここへは行っていないが、また逢えるとうれしい。


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