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中国三十三観音霊場~第20番札所

2018-04-05 10:21:49 | 神社仏閣

第20番札所【大照院】

 

8世紀末ごろから9世紀初頭に月輪山観音寺という前身寺院が

あったが、創建の事情は定かではなさそう・・・

その後鎌倉時代末期に建長寺の義翁和尚が大椿山歓喜寺と改め、

臨済宗の寺院としたが荒廃、初代藩主の菩提寺とするために

1654年~1656年にかけて再建し、秀就の法号にちなんで

霊椿山大照院と改めた

その後1747年に焼失、現在の本堂等は、6代藩主によって再建

中庭にあった池だけど、水汚い、中も周りも汚いけど、なぜかカモはいた

この扉の奥に【歴代毛利藩公廟所】がある

本堂などを見た後だけに、なんだか見る気にならなかった

ちなみに、こちらには二代以降偶数数代(2代~12代)の藩主と夫人や藩士が

家臣寄進の603基の石灯籠と共に、静かに眠っている

ちなみに、奇数代は【東光寺】に、輝元の廟所は天樹院跡に葬られているとか

なぜかはわからないけど・・・

何しろ大掛かりな修復工事の際中で、納経帖の記入やお参りもぐるりと建物を

一周し建物の中に入り、本堂ではない場所に移されている本尊に手を合わせる

って感じで、歴代の藩主の菩提を弔うお寺にしては、荒れてるなぁ~

って感想・・・まっそれだから修復の最中なんでしょうけどね(^_^;)

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