茶語花香

人生は旅なり。
中国茶をはじめ、花のある暮らし、読書、旅などを中心に、日常の出来事を綴ります。

ほっとする台湾のホットアーモンドティー

2013-12-16 18:30:46 | 中国茶・世界のお茶

一段と冷たい風が吹く朝がやってきました。今日は、教室に見えた生徒さんに、台湾のホット杏仁茶をお出ししました。杏仁茶と言っても、優しい甘さのアーモンドドリンクです。それもインスタンドのものです。

白いパウダーをコーヒーカップに入れ、お湯を注ぐだけで完成です。お湯を注いだ瞬間、コーヒーカップからアーモンドの優しい甘い香りが鼻先まで漂ってきます。

口に入れると、ほどよいナツのざりざり感が残りつづ、滑らかな食感です。山芋が加わったので、一層トロッとした口当たりになります。

台湾では、数社のメーカーが商品化しています。その中、「馬玉山GreenMax」という銘柄が、一番安心して美味しく頂けると思います。

馬玉山シリーズでは、以前、茶猫さんのブログでも紹介されたへーベルナッツアーモンドティー以外、紫いも黒豆乳、玉山擂茶、客家擂茶等々があります。いずれも栄養と効用を考慮した植物配合のドリンク用パウダーです。今回紹介する商品は、シリーズに新しく仲間入りした「氷糖杏仁茶」です。アーモンドに加え、銀耳(白キクラゲ)、山薬(山芋)、銀杏と氷砂糖が配合されたものです。

杏仁は、中国では古くから咳や喉の不調、腸や肌の乾燥によいと知られています。
白キクラゲの滋養強壮効果や美白効用について、知っている方もすでに多いでしょうか。
配合にある山芋は、同様に滋養強壮があるに加え、老化防止にも良いとされています。
銀杏は、たんぱく質、脂質、鉄分、カリウム、ビタミンB1・B2・C、カロチンに富んで、バランスのとれた栄養価値のある食品です。
最後の氷砂糖について、糖分を取りたくないと思って、なんとなく氷砂糖を回避してしまう方が多いようです。氷砂糖自体、肺を潤し、咳を止め、痰の切れを良くしてくれる素晴らしいものです。

数年前、杏仁茶を紹介してくださって台湾の友人は、気管支炎の息子に毎朝飲ませていたそうです。

手軽な入れ方とお手頃のお値段が、何よりの魅力です。

夏は、お湯で溶かしてから冷蔵庫で冷やし、ひんやりした杏仁豆腐のドリンクみたいです。

冬の朝食の後、家族にホットで出して、仕事や学校に送り出します。

我が家では、常にストックしておきたいドリンクの一つです。

台湾に行かれる際、ぜひローカルのスーパーで探してみてください。

地元の方々にも愛飲されているようで、売り切れることも結構あるようです。

日本のサイトで販売されているところもあるようです。ぜひ探してみてください。

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