昨日、いっしょに仕事をしているメンバーと飲みました。
年齢は同じくらいで、同世代です。
話をしていると、いくつかの認識の違いがあるのがわかりました。
最初に気づいたのは、「株式」の話のときでした。
僕にとって株式はさほど特別なものではなく、だれでも1銘柄くらいは持っているものだと思っていましたが、違いました。
その彼は、「株をやっている」というような感じで、危険な投資を行うような印象で株式投資を考えていました。
これは、「認知フィルター」の違いだと実感しました。
「正確や価値観、状況や先入観など、情報の受け取り方を変える膜のようなものがあり、それを社会心理学では認知フィルターと読んでいます。」
(下記の書籍から抜粋)
1を聞いて100を知れ!―他人より10倍速く成長する人の心理法則伊東 明プレジデント社このアイテムの詳細を見る |
この認知フィルターの内容というか性質というか、そのフィルターをいち早く知り得ないと、会話をしていて不整合が起きてくると思います。
特に、自分の得意分野に関しては、「自分では当たり前と思っていることでも相手にとっては特別な事」だったりします。
気をつけないといけません。
相手が知らないことで、かつ、知りたくないと思っていることは、相手にとって理解ができないので、「恐怖」的な感覚を持ち不安定な状況になります。
そうなると、話が不快という感覚になる恐れがありますので、この状況になりそうだと判断したら、「相手の得意分野を見つけて、話を聞く」という事にシフトする方が良いと思います。
昨日は、すぐに相手の話に切り替えて聞き役に徹しました。
年齢を重ねていくと、この認知フィルターがたくさんできていくような気がします。
認知フィルターをニュートラルなところへ持っていくには、やはり読書が良いのだと思いました。