3月11日に地震が発生しました。
妻との連絡は、つながらないauでのコンタクトはやめてiPod TouchのスカイプをWIMAX接続でアウトバウンドし無事の確認を無事を伝えることができました。
電車に動く気配がないので、僕はオフィスから自宅まで歩いて帰ることを決心し、自宅方面に歩き始めました。
帰宅までの所要時間は5時間くらいになるだろうと予測していました。
オフィスから自宅までの距離は約20キロ、ハーフマラソンの距離とほぼ同じくらいです。
その前の週に、佐倉朝日健康マラソンのトレーニングで26キロを走っているので、距離に関して帰宅に不安はありませんでした。
不安があるとしたら、持っているデジタル機器の電池です。
ケータイでワンセグ(TV)を見ていると、どんどんケータイの電源表示が残りわずかになっているのに気がつきました。
最近ではケータイの使用時間が減ったことと、ケータイの電池寿命が延びたことで、ケータイの充電は週に1回それも土曜日に行うようになっていたため、地震の起きた金曜日は、1週間のなかでも最も電池が少ない状況だったのです。
iPod TouchとWIMAXも、電池の残りが少なくなっていました。
充電式の電池は、頻繁に電池をフル充電すると寿命が縮むというので、電池の残りが少なくなってきたときに充電をしていました。
地震の日は、「そろそろ充電しようかな」と思うくらいの電池残でした。
僕は「eneloopのUSB出力付き充電器セット」という単三電池2個でケータイ機器に充電できるモノを持っていたので、それを使い充電を開始しました。
なんとかケータイの電池を最低レベルから真ん中くらいにすることができましたが、iPod TouchとWIMAXの充電はできません。
もし、今回の時間より長い時間がかかる場所にいたのならば、デジタル機器の充電ができなくなり、すべてのデジタル機器は利用不能になっていたと思います。(コンビニで購入できれば、アルカリ電池を「eneloopのUSB出力付き充電器セット」にセットして充電は可能です。)
そうなると、潤沢に得ていた情報がまったく入らなくなってしまいます。
そこで思い出したのは、単三電池1本で何十時間も聴くことができたポータブルラジオです。
ジョギングするために購入したのですが、ポータブルオーディオを購入した後に使わなくなり、電池の液漏れにより廃棄してしまいました。
もし、あれがあれば、ラジオで情報を聞きながら帰宅することができたと思います。
デジタル機器の最大の欠点は、「電池の持ちの悪さ」です。
僕は、eneloopのUSB出力付き充電器セット用に単三電池2個を追加で持参することにして、ケータイの電池は
安心ケータイサポートでもらった電池に交換する前のモノがあったので、それをフル充電してカバンに入れました。
これで従来の予備バッテリーの約2倍の備えになりました。
さらに、今後、帰宅したときにバッテリーを充電するようにしたいと思います。
どんどんカバンが重くなっていきますが、しかたないですね。