KYO‐Gのコラム

大好きなハワイ、トライアスロン、ロードバイク、サーフィン、スキーその他興味があること、そして単なる日記(笑)を書きます。

デジタル企業、広告収入モデルからの脱却、無料提供のサービスの縮小化が加速。本来あるべき姿かも。

2020年12月14日 20時58分02秒 | サービスコンサルタント
無料でサービスを受けられるものがたくさんあります。

Gmail、Evernote、WEB記事などです。

それが、どんどん「利用者から使用料を取る」方向に流れています。

いいと思います。

なぜなら、サービスを受ける人がお金を払わないと、なんでも無料でやってもらえるのが当たり前をいう人が出てきてしまうからです。

そういう人って、なんか厳しいというかあたりが強い感じがするんですよね。(増えて欲しくないです)

逆に「対価を払ってサービスを受ける」ことに慣れている(というか、それを望んでいる)人は、いろんな意味でゆとりがある人が多い気がします。

自分がどちらになりたいかというと、後者です。

それは置いておいて・・・、

インターネットの質問で、「AppleのiCloudの無料を超えてしまったのですが、どうしたらいいですか?」という質問をみましたが、ファイナンシャルプランナーの回答は「不要な写真などを削除しましょう」でした。

そんな時間もったいなくないですか?

無料から容量を上げるために必要なコストは、130円/月です。

5GBから50GBという10倍の容量です。

「130円なので、毎月払いましょうというのが、回答だよね」と思います。

ファイナンシャルプランナーが無料をすすめるから、相談料が無料があたりまえになるのです。

コストがかかるなら、「その分、電話のプランを見直しましょう」とか、そういうことをいうのがいいですよね。

もちろん、費用とサービスのバランスは必要です。

そういう意味では、iCloudに保存できるって、すごく安全ですよね。

データが消失することがないからです。

それが50GBで130円/月というのは、僕としては破格です。

そういえば、自宅にデータバックアップしていたハードディスクが壊れました。
iCloudなら、そんなことは(たぶん)あり得ません。

ちょっと脱線してしまいましたが、「サービスを受ける人が代金を払うガス、水道、電気のようになる」のがいいと思います。

「そのたとえは、あまりにも基本的な社会インフラすぎる」というならば、「自動車保険」とか「火災保険」とか、そういう感じでしょうか。

いやむしろ、最近増えてきた、サブスクリプションサービスでしょうか。(あ、無料でSpotifyを聴いていますが・・・。でも、WOWOWやAmazonのプライム会員、radikoのプレミアム会員、paraviとか、dマガジンとか、払っています)

Gmailも容量オーバーで有料会員ですし、MicrosoftでOfficeを使いたいから有料で払っていますし、もちろんiCloudは有料で払っていて、200GBです。

あ、結構払っていますね。(笑)

以前、Evernoteは有料会員だったのですが、有料の割にはサービスがイマイチな感じでした。

無料と差がないのです。

自分の使い方なら、他のサービスでまかなえましたし。

なので有料会員をやめました。

家電のマニュアルとかは、Evernoteに入れているのですが、今朝、PCのブラウザをでログインしたら、「スマホ、タブレットを含めて2台まで」というメッセージが出てきて、使えませんでした。

僕はiPhoneとiPadで使いますので、それで2台です。
今まではPCでログインできたのですが、できなくなりました。
制限オーバーです。

細かいところで制限をかけてきました。

WEBでログインすれば、有料会員との差別化の1つである複数ログインが制限されるというものが、機能しないからです。

無料会員からお金を取りたいという意向なのでしょうが、そこを制限しても「ああそうですか」という気持ちで、有料にするスイッチが入りませんでした。

有料会員と無料会員でサービスの違いは何なのかわからないので、 Evernoteで有料会員に戻るのはないかなと思います。

そのうち、1台だけになるのかな。

話は変わりますが、「テレビも有料になるの?」という意見もあろうかと思いますが、「今まで無料だったものにお金を払わない層」に対しての、広告をするには、「広告収入で成り立つテレビは不可欠」ということは無くならないかなと思います。(特に日本では)

「そういう意味では、メールとかクラウドサービスも広告でいいのでは?」と思うかもしれませんが、そうならなそうです。

動きから見ると、もしかしたら、WEB広告の効果が薄れてきているのではないかと思っています。

WEB広告がしつこくなってきています。
それは、クリックしてくれないからだと思っています。

たとえば、日経ビジネス電子版のほとんどが有料記事になっています。

そして、「無料会員が読める有料記事は3つまで」と制限されています。

無料で読む人からの収入は、広告収入もなく、たくさん見せなくてもいいとの判断だと思います。

全て有料にしてしまうと、無料でお試しができないので、入り口を封鎖してしまうことになるので、「3つまで。それ以上は有料」としています。

それはいいです。

そいういうことで、これがどんどん加速してきそうな予感がします。

本来は、「みたい人がお金を払う」ものですよね。
ディズニーランドに行った人がお金を払う。(でもスポンサー制度がありますが、それはちょっとおいておきましょう。笑)

この流れは、あるべき姿になってきているのだと思います。

だらだらと書きましたが、「お金を払う人と払わない人の差がついていく時代」になる予感がします。

払わない人が入れない世界ができてくる。

それが、差なのかもしれません。

昭和な時代は、それがものすごく閉鎖されたところ(高額)にあった気がします。
平成、令和となって、その閉鎖されたドアは簡単に開けられます。

ただ、鍵は有料です。

そんな感じでしょう。

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