KYO‐Gのコラム

大好きなハワイ、トライアスロン、ロードバイク、サーフィン、スキーその他興味があること、そして単なる日記(笑)を書きます。

Winny騒動とユーザーリテラシ 第4回 ユーザーの淘汰は進む?

2006年05月04日 09時20分10秒 | ファイナンシャルプランナー
Winny騒動とユーザーリテラシ 第4回 ユーザーの淘汰は進む? (PC View) - goo ニュース

「Winny騒動とユーザーリテラシ」という題名のこの記事に関心があったので見ていましたが、よくわからない方向に行ってしまっているようです。

 そして残念ではありますが、知識を持っている方が陥る「上からモノを言う」ように感じてしまいました。

******************

今回のWinny騒動は「重要な情報がもれてしまう」ことに問題があり、その責任は情報を管理している企業(個人にもありますが)にあります。

そして、この騒動の原因は教育不足と内部統制の不足にあると思います。

教育は、責任が企業にあるということから企業がすべきです。
内部統制についても、当たり前ですが、企業がするものです。

たとえば、銀行で行員がお金を費消(つかいこみ)をした場合、社員の責任(刑事・民事)もありますが、監督省庁である金融庁はその銀行に業務改善命令を出します。

業務改善命令=金融庁が金融機関の経営の健全性を確保するために行う行政処分。法令違反やシステム障害の発生、財務内容の悪化などの際に発動する。銀行法などに定められており、金融庁が「監督上必要な措置を命じることができる」とされている。

責任は銀行にあるということです。

この考え方は一般企業にも言えることだと思います。

「責任は企業にある」ということです。

 教育をしなくて問題が発生した場合、個人に対してその責任を押し付けることはできません。

教育といっても、社員の教育はどこからどこまでするのでしょうか?

企業で「始業時間前に会社に来て、他の社員に会ったらおはようございますと挨拶をしてください」というレベルの教育をするかというと、ほとんどの会社が教育をしていないと思います。

そういうことは一般的に身についていることで、いまさら教えることはない」と考えているからです。

その道徳というか一般教養といった内容に関して、入社試験(面接)において判断しているので、大きなブレはないのでしょう。

しかし、このインターネットを中心としているPCの環境においては、一般的な教育レベルの範囲がどれくらいかというものが確立していなくて、しかも、企業内においてもばらつきがあります。

リンクした記事も、PCに関する周辺知識の一般的な教育レベルについて「リテラシ」ということばを使って表現していました。

その言葉を知らない方もいるとおもいますので、辞書で調べました。 literacy
 1 [U]読み書きの能力, 識字能力;教養がある[教育を受けている]こと.
2 (特定分野の)知識, 能力;(コンピュータなどの)使用能力
プログレッシブ英和中辞典第4版より

このリレラシという言葉ですが、ベストセラーの本「金持ち父さん貧乏父さん」で使われたことにより、日本で普及したと思います。ここではお金に関してのリテラシーという使われ方でした。
金持ち父さん貧乏父さん

筑摩書房

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企業内のばらつきを教育をすることが大切で、今後入社する社員についても、知識レベルの把握および教育体制の確立が必要です。

今回の、Winny騒動については、企業の対応策によって鎮静化するでしょう。

対応策としては、下記のことが考えられます。

1.ファイル共有ソフトは使用できないようにする。(インストールしていてもアンインストールするソフトの導入)

2.アドミニストレーター権限(ソフトのインストールなどを自由にできる権限)からパワーユーザー(インストールなどはできないが使用するには問題がない権限)に変更する。

3.社員をきっちりと教育する。

4.外部デバイス(USBフラッシュメモリーなど)の使用を強制的に制限する。

5.外部アクセス権限の管理を強化(権限を与えない)

このように、対応策を講じることができる会社は大企業か、経営者やシステム管理者に知識がある場合です。

知識がない場合は大きな問題となります。
今後、この部門の専門家が中小企業のコンサルティングを行うようになるでしょう。(税理士のように中小企業のお金のコントロールをするように、情報セキュリティーのコントロールをおこなう専門家)


次は、企業側ではなくて、消費者(お客様)の立場でかんがえてみましょう。

 消費者が個人情報を提供する場合、もっとも関心があることに「この会社に自分の情報を提供してよいかどうか」です。

セキュリティーに関して信用できるかどうかを考えることです。
ほとんどの方が明確な基準がなく、感覚で判断されているでしょう。

信用できるかどうかを判断する項目として「セキュリティポリシー」というものがあります。 (さらに知識をえるために「情報セキュリティー入門」「首相官邸の「情報セキュリティー」を参考にしてください)

PC関連の知識レベルについて、このセキュリティーポリシーがあるかどうか、そしてその内容を見ればどのような考えをもっているかがわかります。


最後になりますが、自分のPCにある情報管理についてどうするかです。

まず、パソコンは家電ではないということの認識が必要です。

パソコンにディスプレイがあることや、最近のテレビ機能付PCがあるため、家電製品と思っている人が多くなっていることが問題ではないでしょうか。

家電製品ではなく、特殊な機械なのです。
これはメーカーの問題もあるかも知れません。(ここではそれには言及しません)

使用者側に、インターネットに接続して情報を見たりメールを送受信するのは、家の中にいても外出していると同じことであるという認識が必要です。

インターネットでホームページを見ているということは、そこのサイトに訪問していると考えてます。

「そこは信用できるのか」ということです。
信用できそうにないところには行かないことが大切ですし、ちょっと覗いていこうかと思ったら、それなりのセキュリティー意識が必要ではないでしょうか。ぼったくるバーがインターネットの世界にもあるということです。

クレジットカードで買い物をする場合、スキミングされないお店を選ぶでしょうし、お金を払う(振込み)ところの信用を判断することも必要です。

タダでモノをくれるような商店があった場合、その後に高い商品を買わされるのではないか?と警戒するでしょう。

タダのソフトを提供している場合、そのような危険がないかどうかを確認する必要があります。
もちろん、街頭で歌っているミュージシャンのように、「聴いて!」という人もいます。(ブログを書いている僕も同じか・・・笑)

それを判断する必要があるということです。

セキュリティーソフトに「保護者機能」というものがあります。

ウ イルス、ハッカー、スパイウェア、迷惑メールからコンピュータを守る総合セキュリティ対策ソフト。ポップアップウィンドウやバーナー広告を遮断し、メール ボックスの迷惑メールやフィッシングメールの検出が可能なほか、ウイルス、トロイの木馬、ワームを自動的に検出、駆除することで、安全なコンピュータ環境 を提供する。また、インターネット接続中のハッカーによる不正侵入を遮断し、個人情報流出を防止するほか、子供には不適切なWebサイトやニュースグルー プへのアクセスの制限も可能。さらに、電子メールやインスタントメッセンジャーの添付ファイルなども安心して開封することができる。今バージョンでは、危 険なスパイウェアに監視されたり、スパイウェアのダウンロードサイトに乗っ取られたり、リダイレクトされることなく、快適にインターネットを閲覧できるよ うになった。また、ワンクリックで、使用しているコンピュータにセキュリティ・ホールがないかどうかの検査が可能に。ウイルス定義ファイル、ファイア ウォールルール、侵入防止シグネチャ、スパム定義、URLリストを1年間無償サポート

ノートン・インターネットセキュリティ 2006

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この機能は、こどもだけに使うのはもったいないと思います。
発展させて、知識レベルを判定し、そのユーザーレベルに合ったセキュリティーを確保するという機能が必要でしょう。

その前にこのようなソフトを使うことが重要という知識がないと意味がありません。

インターネット周辺の知識を習得するのは、興味がないと身につかないのです。

だれが個人ユーザーに知識をつけるか。

パソコンメーカー?
販売店?
インターネットサービスプロバイダー?
(ISP= インターネット接続業者。電話回線やISDN回線、データ通信専用回線などを通じて、顧客である企業や家庭のコンピュータをインターネットに接続するのが主な業務。付加サービスとして、メールアドレスを貸し出したり、ホームページ開設用のディスクスペースを貸し出したり、オリジナルのコンテンツを提供したりしている業者もある。)

これはすべてが当てはまると思います。

しかし、「それではコストに反映するのでは?」という疑問があるでしょう。

これは義務ではなくビジネスにつなげるように展開することを考えるとよいでしょう。教育やサービスを受けたい人が費用を負担するという受益者負担とするのです。すべての人に提供するのではなくです。

この現状の解決を、ビジネスチャンスとしてとらえる。

そうすれば、消費者とメーカー、サービス提供会社のそれぞれがきちんとした関係ができます。

*************

まとめると、PCに関する責任の主体は組織体ならその企業であり、個人使用であればその個人にあります。

その基本的教育(リテラシー)に関しては、一定のレベルが必要で、そのレベルに合ったPC環境、使用環境が必要です。

企業が営利を追求する仕組みに、この使用者のリテラシーが高まることを組み込むようにしたら良いと思います。


いま、インターネットが電話やテレビなどと同じようなレベルまで普及しそうな勢いにあります。
企業、個人の双方、インターネットにおける社会レベルが向上する一歩手前に来ていると思います。

そして、もっと安全に使える環境、それが必要になっているようです。

これからもこの分野に興味を持って研究していきます。



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金融庁共催「お金の使い方と地域社会について考えるシンポジウム」

2006年05月03日 07時36分55秒 | ファイナンシャルプランナー
平成18年1月28日・千葉で、金融庁共催「お金の使い方と地域社会について考えるシンポジウム」が開催されました。

FP知識のブラッシュアップのため参加したかったのですが、予定があり行くことができませんでした。

定期的に金融庁のホームページをチェックしているのですが、昨日、このシンポジウムの内容(議事録)がアップされていました。

金融庁の議事録的なものは、「ほとんどすべてのコメントを文字として記録」しているのですが、それと同じように発言が載っています。

会場での臨場感や、第一線で活躍されている方たちのパワーを感じることができませんが、内容はよくわかります。

文章でみることにより、時間の節約になります。
ここに行っていたらほとんど1日を費やすことになるでしょう。

このようにセミナーの議事録などを文書化して掲載して欲しいです。

音楽を買うように、セミナーの内容も買うことができたらいいですね。

金融庁「アクセスFSA



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ANA手ぶらサービス

2006年05月02日 21時18分47秒 | サービスコンサルタント
昨日に続き、ANAのサービスをご紹介します。

 ANAの手ぶらサービスとは「日本国内から海外到着空港までお客様に代わって手荷物を運びます。」というサービスです。

これって便利ですね。

 会社から空港に行ってそのままフライト。
 大きな荷物も持たなくて良いし、とっても身軽です。

 特にホノルル行きは、夜の便なのでもってこい!

 「え?!これって?」

ご利用いただけるお客様
成田・関西発ANAグループ運航の、米国線以外の国際線をご利用のお客様

 ハワイはだめですね。

お預かりする手荷物は、施錠されたスーツケース(ハードケース)に限ります。」とありますので、鍵をかけて預けてはいけない米国便に使えないということです。

とても残念です。

しかし、その他の地域ではこのサービスが使えますので、活用したいですね。

ANAエコ割_あなたらしい旅しませんか?_468*60



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個人手配旅行も安心、航空会社ANAのヘルプデスクサービス

2006年05月01日 22時01分48秒 | ハワイ
個人手配旅行をする場合、もっとも不安に思うのが困ったときの対応です。
さらに 言葉が通じない土地の場合、困ります。

全日空のサイトにエコ割ヘルプデスクというものがありました。

ハワイ便のリンクでどうぞ(笑)

内容を抜粋すると

1.医療関連サービス

・医療上のアドバイス
・海外旅行傷害保険情報サービス(保険の詳細および保険金請求方法に関するご案内とご相談)
・医師/病院/診療所などの紹介
・医療搬送情報の提供

2.旅行関連サービス

・世界各国の出入国情報
・医療情報/医療水準に関する案内
・天候/習慣に関する案内
・各国公的機関の案内
・外国為替情報
・空港送迎サービスの手配
・電話による通訳サービス(緊急時で簡単なものに限ります)
・アテンディングサービスの手配
・レストランの手配
・ホテル/リゾート施設/ペンションなどの案内
・ショー/イベントなどの案内
・現地交通機関に関する情報提供
・紛失荷物のトレーシングサービス
・レンタカー情報提供
・カード・パスポートなど貴重品の盗難・紛失時の関係諸機関への連絡および再発行手続き案内
・通訳の紹介
・緊急メッセージサービス
・宅配荷物の配送手配

予約についてのお問い合わせは承れません。

なかなかいいですね。
クレジットカード会社のサービスも同じようなサービスがありますので、そちらもチェックしてください。


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